「退職後のつぶやき、ベトナム語の母音」
11月からの「ベトナム語初級」に備えて、私なりに、予習をしています。
やはり、ベトナム語の発音が、難しいですね。
母音は、12もあって、しっかり区別しないと通じない様です。日本人の発音は、ベトナム人には、理解出来ないことが多い様ですが・・・?!
aiueoは、日本語は、5つだけですが、ベトナム語では、aが3つ、iが2つ、uが2つ、eが2つ、oが3つあって、
ア系… a, â, ă
イ系… i, y
ウ系… u, ư
エ系… e, ê
オ系… o, ô, ơ
それをはっきりと区別しないといけません。私なりに理解しようとしているのですが、すればする程、深みに入ってしまう感じがしています。
「a」と言っても、日本語の「ア」よりも、大きく口を開けて、少し高めで、「アー」と言います。
「â」は、アとオの中間の曖昧母音「ə」の「ア」で、短く、言えばいいですね。
「ă」は、「a」を短く言うだけです。
「i(y)」は、日本語の「イ」よりも、口を横に引いて、言えばいいですね。「~ai」は、aは長く、iは短く。「~ay」は、aは短く、yは長く。
「u」は、口をすぼめて、日本語よりもやや高めで、「ウー」と言えばいいですね。
「ư」は、口を横に引いて、日本語よりもやや高めで、イの口で、「ウ」と言えばいいですね。
実は、この「イ」の口をして「ウ」と言う言い方、ロシア語にも、ポーランド語にも、トルコ語にも、ハングルにも、タイ語にも、カンボジア語にもあります。(インドネシア語にも、イかエの口をして、ウと言う「e」の発音があります。)
「e」は、大きく口を開けて、日本語よりもやや高めで、「エー」と言います。
「ê」は、日本語の「エー」と同じ感じです。
この2つの区別は、他の多くの言語でもよく見られる「ɛ」と「e」の違いですね。
「o」は、大きく口を開けて、日本語よりもやや高めで、「オー」と言います。
「ô」は、口をすぼめて、「オー」と言います。
この2つの区別は、他の多くの言語でもよく見られる「ɔ」と「o」の違いですね。
「ơ」は、曖昧母音「â」=「ə」を伸ばして、「ư」と同様に、口を横に引いて、アかオか区別付かない感じで、長く伸ばして、言えばいいですね。
ベトナム語は、初めのハードルが、とても高いですね。特に、この母音の発音は。今、教わっている中国語の先生も、よく、言われます。アイウエオ、皆、日本語のそれと中国語のそれ、違うと。
「習うより慣れろですね。」
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(令和3年10月8日、記載)