日本の心・さいき

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保育園の健診・・・

 10月22日の午後(14時半から)、大道(おおどう)保育園に、恒例の秋の健診に行きました。1人だけ休んで、30人診察しました。少子化で、人数が次第に減少しています。熊本県上天草市龍ヶ岳町では、市立の保育園が、高戸(たかど)保育園・大道保育園・樋島(ひのしま)保育園と3つありますが、まだ、合併していません。いずれ、合併の予定ですが・・・。
 4歳5歳、2歳3歳、0歳1歳の3つの部屋に分かれていて、それぞれ、1人、2人、2人で保育士さんが担当していました。
 まず、一番大きな4歳5歳の部屋に行きました。診察の前に、手品をしました。手品をする前に、ある子どもからいきなり、「笛は、今日はないの?」と言われました。ホント、意外でした。そうなんです、(後で関係者に尋ねると)子どもって、同じものでもいいんですね。同じものを何度も楽しむのが子どもなんですね。ホントは、小さな太鼓を持っていくはずたったのですが、急遽、手品に変更したのですが・・・。
 「春は太鼓を持ってくるよ・・・」と言うと、保育士さんから、「もう、春には、このクラスは、4人しか残らなくて、あとは、(小学生になるので)いなくなるんですよ・・・」と言われました。
 手品は、何とか2つ出来ましたが・・・?!白い紐が赤い布になる手品では、途中で、ある子どもから、「赤が見えている・・・」何て言われてしまいました。子どもって、大人が思っている以上に、しっかり見てるんですね。
 最後に、篠笛の代わりに、口笛で、「ゾウさん」の歌を吹きました。静かに聴いてくれて、終わると、子ども達から大きな拍手をもらいました。
 で、その部屋を出て、次の部屋に移る時に、陰で手品の種を仕込んでいたら、しっかりと後ろから子ども達が付いて来て、見ていました。「アッ、白と赤が見えた!」何て言われてしまいました。正に、「子どもはしっかりと見ていた・・・」って感じになりました。
 次の2歳と3歳の部屋では、(先の失敗を生かして、完璧に)2つの手品が出来て、帰る時に、タッチをせがまれて、パチパチとしました。泣く子も一人もなく、皆、ニコニコ顔でした。
 0歳1歳の部屋では、いつもの泣き叫ぶ声の中で(全員に、舌圧子を使って)、喉もしっかりと診て、診察を終えました。
 一応、来年からの予定では、3年サイクルで、診察前に、春の健診では、太鼓→篠笛→ハーモニカ、秋の健診では、(出来るだけ新ネタで)手品、と私なりに決めているのですが・・・?!