日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

i誤 解・・・

 3月8日(土)の民放テレビで、いろんな相談にのっているドクター達が、世間の誤解を解く為に、説明していましたが・・・→

1、ドラマの様な「スーパードクター」は、いない!
 そうですね、私もそう思います。経過を診てから判断出来ることが多いし、臨床では、(個人差があり、同じ病名でも状況が違い)、予見が全て当たる訳がなく・・・以前、「ドクターX」のドラマがあって、私もビデオに納めてまでして、真剣に観ていましたが・・・あくまで、これは、ドラマの上での話ですね・・・。(←いつも、診療がハッピーエンドに終われば、こんな楽で、いいことはないのですが・・・)
 外科の先生、術後にしばらくして患者さんが亡くなることもあって、そんな時、人知れず落ち込んでいて・・・(←当たり前ですが・・・)。患者さんに説明しても、理解してもらえなくて、悩んでいる先生達も多いですね・・・。
 救急医療では、いろんな患者さんに出くわします・・・一生懸命にしていても、結果が悪いと、ドクター側も落ち込んでいますが・・・そんな状況で、理不尽なストレスを更に与えられると、参りますね・・・それに、前もって、今後の結果を求められても、はっきり言えないことも多いし・・・。

2、女性医師は、必ずしも、きつい性格でない・・・?!
 そうですね、土台、役職が高くて職業人って感じの女性は、それなりに指導力や実行力があるので、きつい性格に思われがちですが・・・言い方がきつい女性管理者もいますが、優しい女性管理者も確かにいますね・・・ナースにしても、バシバシ、ドクターに遠慮なく言っているケースもありますが・・・→(研修医に向かって)「(突っ立ってないで)早くドクター呼んでよ・・・」何て感じで・・・?!

3、女性の胸は、決して見飽いていない・・・(何て言っているドクターがいましたが・・・)?!
 そうですね、仕事とそれは別だと私も思います。それを意識すると、「セクハラ」になりますから・・・。小児科医の場合、一番診たくないのは(←見るでなく、診るの字ですが・・・)、大きな年齢の女児ですね。こちらは意識してないのに、向こうは、やたらと意識している感じになっていて・・・?!中学生ともなると、聴診する時、前胸部で聴診器をしっかりと当てさせてもらえませんね・・・。出来れば、女性医師に代わってもらいたいと常々思っています・・(←本当です!!)。

4、テレビに出ているからと言って、ヒマではない・・・(と、弁明していましたが・・・)?!
 そうですね、私の場合を例にとると、いつもブログを書いたり、演奏活動したり、旅日記を書いたりしているので、、かなり暇だと思われる節もあるかも知れませんが・・・→確かに、田舎の公的病院の小児科医は、外来少ないことが多いので、午前中は暇って感じですが(他の科は、超忙しくて、15時過ぎにやっと昼食を摂っているドクターもいますが・・・)・・・しかし、小児科の場合、拘束時間は、独り小児科医だと、メチャクチャ長いですね・・・時間外も、診療しているとなると、尚更ですが・・・(←私の場合は、平日も土日でも、時間を決めて診ていることの方が多いし、それに産科で産まれたベビーも診ていますから・・・)。

 「午後」は、暇みたいですが・・・4月を例に取ると⇒
月・・・1カ月健診
火・・・予防接種
水・・・(帝切待機)
木・・・院外健診(10日:6〜7カ月健診、17日:小学校健診)
金・・・18日&25日、小児科講義
  5月も同じ感じで⇒
月・・・1カ月健診
火・・・予防接種
水・・・(帝切待機)
木・・・院外健診(1日:中学校健診、8日:3〜4カ月健診、15日:小学校健診)
金・・・2日、9日、16日、23日、30日、いずれも小児科講義(1回100分)
 6月は、3ヵ所の保育園の健診がありますが・・・。
*平成24年の12月半ばまでは、(ベビー以外に、小児科一般入院もして)も独りの小児科医と一緒にしていたのですが、今は、私独りになって、ベビーだけの入院となっていますが・・・独り小児科医なので、(ベビーのお産で)深夜でも、そして、旅先でも、電話が掛かりますが・・・。
*最後の写真は、平成26年3月11日に来院した11歳の女児で、予防接種もしていたのに、9日から発熱と咳があり、インフルエンザの検査で、A型とB型が同時に陽性に出ましたが・・・第一線の病院では、それまでどんなに経験していても、新たな発見、時々、ありますね・・・)。