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災害拠点病院・・・

 昨日(9月10日)、上天草市立上天草総合病医の6階の会議室で、恒例の「合同救急研修会」がありました。救急隊の人と病院との会で、今回で11回目となり、質疑応答で、17:30〜19:40まであり、その後、場所を移動して、21:30まで、楽しく懇親会がありました。
 研修会では、症例検討会や大規模災害時における医療体制についての話がありました。
 9月9日は、「救急の日」となっていますが、これは、昭和57年(1982年)から厚労省によって定められました。「救急の日」を含む1週間は、「救急医療週間」として、応急手当の講習会を中心とした救急に関する様々な行事がアチコチで行われています。
 又、「防災の日」と言うのがあります。昭和35年(1960年)に制定されていますが、その前年に、伊勢湾台風が襲来しています。
 防災の日は、9月1日で、創設のねらいは、「政府、地方公共団体など関係諸機関はもとより、広く国民一人一人が、台風、高潮、津波地震などの災害について、認識を深め、これに対処する心構えを準備しよう。」となっています。
 天草地域では、「天草中央総合病院」と当院が、「災害拠点病院」となっています(一番中心の病院は、熊本赤十字病院ですが)が、その体制が納得出来る体制になるまでには、まだまだ、時間が掛かりそうですが・・・?!

 平成24年3月21日付けの厚労省医政局長通知では、「災害拠点病院指定要件」として、
・診療機能を有する施設を耐震化
・衛星電話を保有し、衛星回線インターネットに接続できる環境を整備
・通常の6割程度の充電容量を備えた自家発電機を保有し、3日程度の燃料を備蓄
・食料、飲料水、医薬品等について、流通を通じて適切に供給されるまでに必要な量として、3日分程度を備蓄
・DMATの保有、他医療機関のDMATや医療チームを受け入れる体制整備
救命救急センター又は二次救急病医の指定
・患者多数発生時用の簡易ベッドを
・原則としてDMATや医療チームの派遣に必要な救急車両を
 などとなっていますが、まだ、今からって感じですが・・・(←急いだ方がいいですね・・・)。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%8A%E6%9C%AC%E7%9C%8C%E7%81%BD%E5%AE%B3%E6%8B%A0%E7%82%B9%E7%97%85%E9%99%A2(←熊本県災害拠点病院
http://www.youtube.com/watch?v=1qXwZI2qo5M(←限定公開)