日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

坐ってばかりだと・・・

 現代の人類が誕生したのは100万年前。今から1万年前に、農耕(農耕生活)が始まって、運動量がガクッと落ちてしまいました。
 それまでの人類は、1日に20Kmも走っていました・・・走り通すことで獲物を追い詰め(狩猟生活)、それを食料にしていました。お腹が満たされること何て、とても考えられなかったことでしたが・・・それが、農耕が始まり、この100年で人口が爆発的に増え、先進国では、飽食となり、人類の多くが、特に先進国では、運動不足となってしまいました。更に、IT産業の普及で、姿勢を悪くして坐る時間の何と多いことか・・・!
 今、日本人の65%が、坐りっぱなし生活になっているとのデータがあります。坐りっぱなしだと、早死にしますよと言っても、言われてそれを改めようとする人は、少ないかな・・・?!
 2012年に、WHOは、「1日に10時間以上坐っている人は、1日4時間以下の人よりも病気になるリスクが40%高くなる」と発表しました。
 人間は、元々、坐って生活するようには、遺伝子に組み込まれていないのです。坐ってパソコンを長くしたり(←私も気を付けます!)、ゲーム機やスマートホォンで時間を沢山過ごすとなると、本来の人間の姿と違って、(頸を前に曲げて)不自然な姿勢で長くしていることになります。
 腹8分目にして、坐る時間を少なくして、運動をもっと積極的にして、ニコニコしてご機嫌に生きれば、医療費もガクンと落ち、もっと健康で長生き出るはずですが・・・?!

参考図書:1日6時間坐っている人は早死にする 坪田一男 ベスト新書 平成25年7月発行 743円+税