日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

木 星・・・

 今、夜の空を眺めると、六角形の冬のダイヤモンドが輝いています。(オリオン座の)「リゲル」、春の到来を示す(おおいぬ座の)「シリウス」、(こいぬ座の)「プロキオン」(←実際には、海外では、プロシオンと言われることが多いみたいですが・・・?!)、(ふたご座の)「ポルックス」、ぎょしゃ座の「カペラ」、おうし座の「アルデバラン」の一等星です。
 アルデバランの近くで、明るく輝いている星、それが、「木星」です(清少納言枕草子にも出てくる、星はスバル=プレアデス星団も、近くに見えますが・・・)。恒星と違って、木星は、落ち着いていて、またたきが少ないですね。ギリシャ神話では、木星は、万能の大神ゼウスとみなされていました。
 木星は、約12年間で太陽を1周するので、横道12星座を毎年一つずつ動きます(来年は、隣のふたご座に移動)。古代中国でも、全天を12に分け、木星のいる位置で歳を表していて、「歳を示す星」と言う意味で、「歳星さいせい」と呼ばれていました。
 高倍率の単体望遠鏡では、4つのガリレオ衛星が見え、東西方向に走る帯状の色の濃い縞模様が見え、更には、運がいいと、「大赤斑だいせきはん」と言う楕円形の模様も見えるでしょう。木星の自転は10時間弱なので、表面の模様は、見ている内にどんどん変化して行くでしょう。
http://www.astroarts.co.jp/special/2012jupiter/index-j.shtml
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20060801/1