日本の心・さいき

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長友選手のお辞儀・・・

 イタリアのミラノの最強サッカーチームのインテルに所属する長友佑都(26)選手のお辞儀が、今、ヨーロッパで注目されています・・・イタリアのアチコチで、日本式お辞儀が流行?!・・・更には、テレビで日本式のお辞儀が詳しく解説されるまでにも・・・?!!
 日本式お辞儀は、茶道では、最も大切なもの。「真」「行」「草」(華道と同じく、しん・ぎょう・そう)とあり、一番丁寧な「真」のお辞儀は、(立って礼をする場合は)相手の目をまず見て(ちょっと柔和な顔をして)、腰から静かに(手が膝まで付くまで深く)曲げて、自分の方が相手よりもへり下るべき時は、相手よりも遅く頭を上げるべきものですが・・・。
 長友選手のお辞儀を見ていると、顔の表情、折り曲げる姿勢、手の位置、スピード、満点ですね。
 お辞儀は、「あいさつ」の意味だけでなく、「尊敬」の意味でもあります。昔、武士同士だと、頭を前に下げて、正に、参ったって感じを見せることになります(犬だと、相手に、自分の一番弱いお腹を見せる様なものでは・・・)。
 イタリアでは、若い人が年配者に礼儀を欠くケースが最近多くなっている様で(?)、そんな背景もあってか、今、日本の長友のお辞儀がとても好意的に受け入れられているとか(もちろん、プレーも大活躍なのですが・・・)・・・。
 ところで、肝心の日本では、どうでしょうか?しっかりと相手の目を初めに見て挨拶出来ていますか?姿勢を正して丁寧に挨拶していますか?(挨拶に必要な時間は短いのですから)上手に挨拶しようと思えば、誰でも何処でも出来るはずですね・・・?!