日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

講 義・・・

 4月になった。いつもの様に、「上天草市立上天草看護専門学校」の講義が又始まりました。今週から35期生の「小児科学」が始まって、17日(火)と19日(木)に2年生に講義をしました。内容は、「染色体」と「新生児」。
 講義の後、ドッと疲れを感じます。講義は自分にとっては楽しいのですが・・・かなりのエネルギーを使っていると思われます・・・?!
 100分講義で、チャイムとほぼ同時に始め、初めの1時間近くは、スライド講義(講義の初めに、前もって内容を縮小したものを学生に配布)をし、3分前後休んでストレッチ体操を皆でして、その後、教科書を使って要点だけ説明して直ぐに20問の試験実施(毎回)。試験問題も、いつも少なからず、内容を変えている。その半分は、スライド試験。
 最後のチャイムが鳴る(12:00)と同時に、試験の解説が終わる感じになっている。
 で、40人程いると、後ろの方でコックリコックリしている人がいる。試験をしても(講義を聴いていれば、満点近く取れるはずの問題にしているつもりなのですが・・・)、6割取れない人がいる。そうかと思うと、満点の人も少なからずいる。
 そうだなあ・・・意欲の問題もあるかも知れないけど、教える側にも問題大いにありだなあ。この昔流のドイツ式の講義スタイル、やはり、もう、今の時代に合ってないと思いますが・・・お金がない関係で、改善は無理なのかなあ・・・?!
 日本での教育って、医学教育に限らず、学校教育もこんな感じに思えます。生徒は受け身です。与えられてそれを覚えるだけって感じで・・・。
 もっと少人数にして、教える側と教えられる側が常に目を合わせる感じにして、補助教員を増やし、生徒の興味を湧き立たせる感じの講義に出来ないものでしょうか・・・?!