日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

イサム・ノグチの作品・・・

 昨年の6月に北海道に家内と行きました。その時、「モエレ沼公園」で、イサム・ノグチの作品を見ました。その光景が今でも私の脳裏に強く焼き付けられています。
http://www.youtube.com/watch?v=1L6C-RR9sAg
http://www.youtube.com/watch?v=9JGJ5EMyY0A
http://www.youtube.com/watch?v=huFdwWeFfbQ
http://www.youtube.com/watch?v=pnIHUSYnxwc
http://www.youtube.com/watch?v=FcBNDz7dnBE
 作品だけでなく、彼の生き方や考え方を知って、その時、深く考えさせられました。
 今度の東日本大震災の被災者を見て、やはり、人間は、自然の前では、無力に等しい。人間は、自然に勝てないけど、上手く共生(調和)することは出来るはず。防波堤を造っても、それで絶対大丈夫ってことは、まずない・・・→賢く逃げる道を普段からシミュレーションしておく必要があると思いました。
 放射能の基準値を造っても、あくまでも基準値であって、全ての人に当てはまる訳ではなく、個人差は必ずあるはず・・・!
 今までのマニュアルが役に立たないことだってあるし、更には、マニュアル通りがかえって悪い結果を招くこともあるはず・・・。
 他人や家族を救おうとした人が残念なことに亡くなっています。そのまま逃げれば助かっていたのに・・・と思うと、とても悔やまれます。
 日本は、世界で10番目に人口の多い国で、平地が少なく、人口密度が高い国。そんな国であるのに、プレートが過剰に重なり、台風の通り道となっています。
 台風・地震津波、今からも、想定外の大きさで来るでしょう。想定外で来ると思って、想定して対処するべきではないでしょうか・・・。日本の場合は、昔から自然災害に悩まされ続けているのですから・・・。
 とっさの判断力や、経験に裏付けされた知恵が必要と思われます。所詮、人間は、自然をコントロールしようとしても、それには限界があるはずで、無理をすると、思わぬしっぺ返しを食らいます。自然の前では、人間は、もっと謙虚になることが大切だと思います。
 風力発電を開発すると、その周りで風が吹かなくなって、自然が壊されます・・・。水力発電を開発すると、やはり、自然が壊されます。エネルギー保存の法則で考えると、それも納得できるはずです。しかも、100%、効率良くエネルギーを他のエネルギーに変換することは不可能です。
 宇宙の中心に人間がいると考えるべきではなく、人間も、自然の一部と考えるべきです・・・(←当たり前の事だと思いますが・・・その点、キリスト教イスラムは、人間中心・・・?!)。