「バカの壁」の著者である養老孟司さんが、(25日(日)の深夜23時過ぎに)民放テレビで話している内容を見て、ナルホドと思いました。(・・・←その番組の全てを見た訳ではなく、又、私になりに、少し、内容を変えていますが・・・)
話した内容の中で、次の3点がとても印象的でした。
1、「社会の役に立つことをすることが仕事である!」
と言うことは、馬鹿な話をして周囲を明るくするのも、立派な仕事になるし、演奏したり、ゴミ拾いをするのも、立派な仕事と言うことになる・・・。もちろん、スポーツ選手が活躍してそれで見ている人が元気になれば、とても立派な仕事と言うことになるなあ・・・。
逆に、弁護士が金儲けの為に、虚偽の弁護をしていたり、医師が金儲けの為に不必要な薬を過剰に投与していたり、点数稼ぎで検査を過剰にしていたり、科学者の研究していることが、殆ど社会の為にならなかったり、皆から選ばれた政治家が、それに見合うだけの社会貢献をしていなかったり、更には、私腹を増やしているとなると、もう、それは、仕事とは言えないなあ・・・。
どんな人にも、それなりに、社会の為に役に立つ仕事があると思う。主婦業も、立派な職業と考えるべきだし、子育ても、大切な仕事の一環だ。
ブスッとした顔でいると、周囲も暗くなりがち。人に会った時は、愛想よくした方がいいに決まっている。医療従事者も、医療を受ける側が気軽に相談に乗れる様に、笑顔で接する方がいいかな・・・(・・・←自分の今までのことの反省も含めての発言)。
2、「将来、才能のある子にするには、出来るだけ外に出すこと!」
「若い時の苦労は買ってでもせよ」と言いますね。外に出ると、いろんな刺激があります。出来るだけいろんな刺激を受けた方がいいに決まっています。休みの時には、子どもさんと一緒に、虫取りや旅行に行くことなんて、とてもいいことだと思います。学生だと、海外へ、それも、個人で、更には、発展途上国の方がいいと思います・・・(最悪の危険な状態を避ける知恵や行動力など、自分の身を守ることを、若い時に、体ごと覚えた方がいいかな?)。
養老さんは、「自然(花鳥風月)」と「人間関係」の大きな2つの世界を述べていました。つまり、自然の世界に親しまない人は、それだけ、生きる上で世界が狭くなる。人間関係で、良いことから悪いことまである様に、自然にも、良いことから悪いことまである。
人間関係で悪いことにつまづいても、自然との関係で、救われることもある。それがあるかないかは、生きる上で大きな違いと言われていました。(・・・←この歳になると、この意味がよく理解出来る気がします・・・)
3、「今の入試制度の弊害!」
今の入試制度の弊害に付いても述べられていました。入学試験では、わずか1点で、その後の人生が決まる場合もある(私は、0.5点で2浪しましたが・・・)。しかし、その1点の差では、実質、殆ど差がない。選ぶ側は、これが一番公平なな方法だと言うが・・・ホントにそうだろうか?
熾烈な受験勉強をすればする程、それで失うものがあります。・・・→人を見る目がおかしくなっています(数字や学歴で見ようとする?!)。合格した人もしない人も、その後、永いこと、その後遺症に悩まされるのです・・・。(・・・←自分を含めて、それに気が付いていないケースが大部分?!)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A4%8A%E8%80%81%E5%AD%9F%E5%8F%B8
45回「天草五橋祭」の時の津軽三味線奏者:高崎裕士さんの「津軽じょんがら節」の演奏です(元気が出ますね)↓
http://www.youtube.com/watch?v=Px1zWkqVxLU
「日心太鼓・絆」の子どもたちの演奏です(和みますね)↓
http://www.youtube.com/watch?v=btOVFbXwRAU