日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

石田東四郎・・・

 昨日(12日)の夜のタケシの民放テレビでの「石田東四郎」さんの話、初めて知りました。「日本兵と中国人家族の56年」「知られざる奇跡の愛とキズナ」との内容で、とても心を打たれました。
 自分の味方が日本人に殺されたのに、その日本の兵を、それも、時期が終戦直後で周りの対応が大変な時期に、それに、金銭面でも、更には、その日本兵自身が記憶喪失になっているのに・・・。(・・・←信じられないって感じの内容でした・・・)。
 そんな中で、ある中国人のバンジュンさんが、(自分も赤ん坊の時、血のつながらない父母に救ってもらったと言う体験があってか)その日本兵を救う。何と、家族の一人として56年間も一緒に過ごしたのである。(・・・←エッ56年間!)
 救ったバンジュンさんの奥さんは、初め、強く反対する。又、子ども(長男ボジェ)が大きくなっていい名門高校に入学出来るはずだったのに、日本人をかくまっていると言う家族構成で落第させられる。中国兵から、いじめに会う。いろんな苦労を経る。
 そんな中で、バンジュンさん、「命の尊さは日本人も中国人も同じ」と言う信条で、同居生活を続ける。しかし、バンジュンさん、持病の病気で先に亡くなってしまう。その時、「彼を日本の家族に必ず帰してあげる様に・・・」と言い残して。
 この日本兵、記憶喪失で、どこの部署に属していたのかだけでなく、日本のどこに住んでいたのか、更には、名前さえも思い出せない。バンジュンさんの苦労は続く。
 時代の変遷で、田中角栄の時に、「日中平和友好条約」が結ばれたりして、日本と中国が親密になり、その結果、家族の元に無事に帰れることになる。
 ボジェさん、無事に家族の元にやれてホッとしたのか、その4年後に亡くなってしまう。
 日本兵、本名石田東四郎さん、障害を持ちながらも、100歳近くまでも生きられたのである。
 イヤー、スゴイ内容でした。
 
http://www.fujitv.co.jp/unb/contents/527/p527_1.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E7%94%B0%E6%9D%B1%E5%9B%9B%E9%83%8E