日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

ザッケローニ監督・・・

  サッカーのアジアカップで、日本を優勝に導いた「ザッケローニ」監督が今、マスコミで注目されている。
 今回、日本選手の活躍は、素晴らしかったけど、そこには、それを可能にした監督の力、これがあってのことだなあ・・・。
 ある公認会計士が言われていた・・・→「請け負うかどうか、それは、・・・→手っとり早い方法として、一番上と一番下を見ればいい。それは、具体的には、トップ(院長、社長)とトイレです。後は、その間にありますから・・・(←ナルホド!)」。
 このザッケローニさん(57歳)、北イタリアで生まれで、両親は、ペンション経営の仕事をしていて、彼も手伝っていた。16歳の時、肺の疾患で、2年間休んでいる。彼は、「堅実」「温厚」「地味」って感じに思われている。(南イタリアナポリ出身のジローラモさんとは、対照的かな?)
 優勝が決まった直後、選手が彼の元へ駆け寄り、次々とハグしていた。その仕方、良く見ると、ハグして、そのハグの最後に、更に、強くハグしているシーンがあった。(・・・←これだ!これが、選手と監督の関係を如実に物語っていると思った。)
 ザッケローニさん、今までの苦労が、選手とのコミュニケーションを取る上で、とても役立っている。日本の文化を学び、日本人の考え方を学び、日本人の生き方を学び、そして、選手一人一人の性格や技能だけでなく、その家族構成まで、把握しているのだ。
 11人だけで闘ったのでない、それ以外の人の力、皆の総力で勝ち得ていることをはっきり口に出して声高に言われていた。(・・・←日本の武士道精神って感じだなあ?!)
 口数は、少ないらしいが、ちょっとした選手への注意の一言が的を得ていて、日本選手がそれに素直に従ってきている。しかし、その一言も、選手をよく把握した上での、彼の溢れんばかりの愛情の表現なのだ。
 ある選手が言っていた、「監督から任されている、信頼されている。」と。・・・←そうですね、この強い信頼関係を築くことが出来た監督、それが、今回の優勝の原動力だったかも知れませんね。
 監督と選手が堅く信頼し合う。→選手は、監督から任される。→自分の力を出し切って頑張る。→その結果、いい成果を出す。→皆で称賛し合って喜び合う。(・・・→今の日本の教育も医療も政治も、そうあって欲しいですね。)