日本の心・さいき

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イスラーム(5/5)



 イスラームを誤解している人、周りに多い。
 一番多いのは、4人の妻を持つと言うことかな?確かに、ある裕福な国(その国の女性からの情報なので、確かと思うが・・・)では、とても経済的に恵まれた男性の半分ほどが、2人以上(2人を含む)の妻と結婚しているとか。
 しかし、そんな国は、アラブ世界では、例外!今や、大半のアラブの人は、一夫一婦制なのだ(!)。そうでない所も、次第にそんな傾向になりつつある。
 当時のメッカ周辺では、男性は何人でも妻に出来た。それを4人までと限定したのは、画期的だったのだ。そして、その理由は、男の色欲を満たすためではなくて、未亡人や孤児を救うため、救済のためのものだった(今は、その必要があまりないかな・・・)。(・・・←しっかりと、訂正してくださいね!)
 もしも、複数持った場合、妻を全く平等(!!)に愛さないといけない(・・・←仕事に追われ、ストレスの多い日本では、1人の妻を満足させるのも、至難の業って感じなのに・・・?!)。
 複数の妻を持つ場合の多くは、子どもが出来ない時(イスラームでは、子どもをとても大切にしているので)、初めの妻に許可を得て、二人目を持つケースが多い様だ。
 ダッカのあるムスリムが言われていた、「2人何て、いないですよ。99%以上が1人ですよ。もしも2人持っている人がいたとしたら、周りから、人間として扱ってもらえないでしょう・・・」と。
 イスラームの世界では、子どもにしても、夫婦の間の子も、妾との子も、全く区別なく平等に扱わないといけないことになっている。
 イスラームの世界では、犯罪に対しては、非常に厳しい。窃盗罪であれば、初犯であれば右手首、再犯なら左足首、三犯であれば左手首、四犯なら右足首が切断される。現実に、サウジアラビアの国では、公前で、それが今でも行われていたのを日本人が現に見ている(?!)。
 姦通罪では、未婚者であれば、皆の前で100回の鞭打ちと追放刑が、既婚者であれば、石が投げつけられ、死刑が科せられる。
 犯罪に対する厳しさからか、イスラームでは、エイズも現に少ないし、凶悪犯罪も、少ないと言われている。
 ムスリムイスラーム教徒)の人と話すと、悪いことをしようと思っても、アッラーが全てを見ているので、出来ないと言われる。

 難問めいた質問をムスリムにしてみました。
 どうして、豚肉食べたらいけないの(世界では、鶏肉以上に牛肉、牛肉以上に豚肉が摂られているのに・・・)?・・・→クルアーンには、はっきりと豚とは書いていないが、それが豚であろうと思われる動物が書かれている。豚の姿が不潔に見えるからとか何とか、明快な解答が出来なくて、困った感じで言われていたけど・・・。(本当の理由、ムスリムも、よく、分からないんじゃないのかなあ?)
 医学的に、生の豚だと、有鉤条虫がいるので、そんな感じになったのかなあ・・・?!(ムスリムに聞くと、クルアーンの内容、先々の事まで書いているので、解明されていないことの方が多いとのこと。・・・←宇宙の果ての研究にしても、研究すればする程、奥が深くなって振り出しに戻る感じになって来ている感じだが、それと似ているのかな?)
 もしも、豚肉を食べて、後でそれに気が付いた場合、どうなるの?・・・→その時は、たまたま知らなかったということで、アッラーは許してくれます。
 もしも、食べるものがなくて、豚肉を食べれば生きられると言う時でも、豚肉は食べられないの?・・・→その時は、アッラーの許しで食べられます。
 もしも、奥さんが浮気をしたら、どうなるの?・・・→多分、相手の男性を殺して、妻も殺すかも知れません。(姦通罪に対するムスリムの意識は、極めて厳しい!仏教国であるタイの女性にしても、風俗でない普通の女性の貞操観念は、実にしっかりとしている!
 イスラームでは、飲酒も喫煙も御法度である。食べ物の制限は、いろんな宗教で見られる。モルモン教徒の女性(佐伯でホームステイしてもらったことがありますが・・・)は、コーヒーは御法度とのことでした。(10億人近くの信者を持つ)ヒンデゥー教では、牛肉は、御法度とであり、仏教にしても、肉は御法度となっています(・・・→性欲を抑える為でもあるらしい?!)

 ここまで、読んで頂きまして、誠にありがとうございます。私も、今、勉強中です。世の中は、グローバル時代です。そんな中で、15億人ものムスリムイスラームの信者)を持つイスラームを知ることは、今の我々日本字に課せられた課題の様にも思っております。私なりに解釈している宗教です。「イスラーム(1)〜(5)」を読まれて、アラブ世界により関心を抱く様になって頂けれが、私にとって、こんな嬉しいことはありません。

*写真でお点前している(インドネシアムスリムの)人は、私が(マンツーマンで教えた)茶道の弟子です。
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20061003/2


↓食のタブー
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