日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

初 釜・・・




 12月16日(日)、茶室「汲心亭」で、「初釜」があった。20人足らずだったが、幹部クラス(裏千家の教授クラス)って感じの人が多かった。行った直後からお点前が始まった。
 男性は、○本君と自分だけだった。和服姿でないのは、自分(と師匠と)を含めて3人だけだった。(89歳の)師匠(名誉師範、佐伯市の茶道の会長)、風邪気味で、少しきつそうだった。
 濃茶を初めに頂き、いきなり、正客を断り切れずにさせられたが、作法は浦島太郎って感じで、次客の○本君や周りの人から教わりながら・・・。お菓子を頂くのも、手順が難しい。完全に忘れている感じだが・・・皆さん、優しい。お茶の世界は、お客に恥をかかせてはいけないからして・・・。
 久し振りの濃茶、とてもとても、美味しかった。
 正座で、足が次第にしびれてきて、きつかった。周りの人が、「崩して下さい・・・」と言ってくれて、時々、崩しながらも、肝心な時には、正座した。海外旅行をする時、喫煙家にとって一番きつかったのは、飛行機内での禁煙だったと言うのを聞いたことがあるが、そんな感じかな・・・?!
 「お茶入れ、お茶杓、お仕服の拝見を」と言うを、どこで言えばいいのか、忘れている。「どうぞ、お仕舞い下さい」と言うのも、どこで言うべき、うろ覚え。でも、何とか・・・。
 お薄でも、正客になった。襖をはずして、大きな部屋で、濃茶と薄茶が隣合わせに、同時進行で何席か行われた。ずっと座っているのもきついので、篠笛を襖越しに吹いた。(良かったみたいだったが・・・?!)
 その後、昨日も行った「さくら亭」に行って、昼食を摂った。昨日の料理とは、全く違っていた。
 最後の方で、○本君が「越天楽」を篠笛で演奏し、その後、久し振りに、「荒城の月」の曲で彼と2重奏をした。・・・←とても、良かった。やはり、一人の音色と二人の音色では、全く違っていて、そこは正に別世界だった。○本君も、満足げだった。
 その後、「九州横断特急」に乗り、20:50に熊本駅に着いて、ドーミーインに泊まった。途中、電車に「鹿」がぶつかったみたいで、その直後、しばらく、停車したけど・・・(いろんなことがあるなあ・・・)。