日本の心・さいき

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インフルエンザ・・・


 10月3日(日)、隣の島から別々に来た3歳の男児と2歳の男児、発熱して12時間〜24時間で、検査でインフルエンザA型陽性だった。それも、強陽性。それなりにきつい感じだったが・・・。
 10月4日(月)早朝、院長が私の所に来て、「11月から予定のインフルエンザワクチン、早めにしましょうか・・・。今日、会議で決めますが・・・。」って感じで言われた(子どものインフルエンザの予防接種は、自分がすることなっているが・・・)。
 今から、流行するのかなあ・・・?!熊本市では、今、学級閉鎖の所もあるみたいだが。
 子どもが流行して、大人が流行する。子どもの場合、大人以上に、感染する期間が長いのだ。それに、発熱前にも、既に感染力があるし・・・。
 経験的には、冬休みや春休みになると、インフルエンザが終息するケースが多い。やはり、流行を抑えるには、隔離が一番だと思います・・・?!
 土台、ヒトは、インフルエンザに掛かかりまいとしても、それは、無理では?予防接種をしても、半年すれば、もう、その効果はあまり期待できない。そして、ワクチンよりも、実際に掛かってしまった方が、免疫力がしっかりと付く(当たり前)。
 とは言うものの、体の弱い人が、それで重症になることも多い訳で、軽くすませる為にも、気管支喘息などの基礎疾患を持っていたり、体の弱い人ほど、積極的に打っておいた方がいいと思われる。
 掛かっても、軽くすませる為に、普段から、免疫力を高めておくことが最も大切なことだと思います。
 その為には、バランスの取れた食事、適度の運動、質の高い睡眠、常に正しい姿勢、気の持ち方(プラス思考)などが大切かと思います。
 ところで、私は、昔、殆ど休まない感じで小児救急をしていた時、毎年の様に、インフルエンザに罹患していました。もちろん、予防接種をしていましたが。インフルエンザになると、よく、副鼻腔炎になり、常にこじれる感じで、1カ月近く、苦しんでいたこともしばしばでした(治り切らない内に、別のインフルエンザンに罹患することもありました。)。39度近くの熱も、しばしば出ていました(が、そんな状態でも代わりがいないので、倒れる寸前で、マスクをして診ていましたが・・・)。
 ところが、今は、この10年間、嘘みたいに、高い熱、出たことないです(精神が安定しているので、免疫力アップ・・・?!)。中医学の先生の勧めで(その先生も服用しているのですが・・・!)、柴胡剤(柴胡桂枝湯)をインフルエンザ流行時期には、2週間おきに、3日連続で朝夕服用していますが・・・。
 患者さんには、インフルエンザになった場合、その多くに、葛根湯(1〜3日間)→柴胡桂枝湯を中心にし、咳止めはあげない、鼻水止めもあげない、抗生物質もあげない、で、去痰剤や気管支拡張剤や抗インフルエンザ剤は、積極的にあげていますが・・・?!(もちろん、全てが以上の通りでなく、ケースバイケースですが・・・)