日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

多くの人の支えで・・・



 沖縄県興南高校が沖縄に帰り、歓迎式の中で、我喜屋優監督は「多くの人に支えられた大会だった。優勝旗を持って帰り、喜びを分かち合うことができた。県民全体の優勝です。」とあいさつしている。
 又、我如古盛次主将も「皆さんの声援で優勝できました。」と謝辞を述べている。
 甲子園での終了直後の優勝会見でも、同じ様に言っていた。言葉の上だけでなく、本心、そう思っていることがこちらにも伝わってくる。
 家内の(今は亡き)父親が、ある時、私(私がまだ医学生の時)にこう言ってくれた、「自分の力だけでここまで来れたと思っている限り、まだ、子ども。多くの人のお陰でここまで来れたと思う様になった時に、やっと、大人になれる。」と。
 8月23日(月)に、ある診療所の医師から、いつもの様に、記念誌が送られてきた。「○○○○○診療所 21周記念誌」が。
 そこには、先生を慕う住民の声が満載で、この1年間の苦労話も、沢山載せられていた。
 その内容を読むと、先生は、今年の2月に怪我をして2週間休診となった。その間、先生を慕う住民の不安な様子がよく理解できた。正に、○○先生は、赤ひげ先生なのだ。
 頭がとても低い。私が先生の診療所の近くの病院で働いていた時、私の勤務していた院長と私が呼ばれて、「カモ鍋料理」をごちそうになった。行くと、住民の方が沢山いて、皆、和気合い合いって感じで、大きな声で話しながら楽しそうに食事をしていた(毎年しているみたいだったが)。先生は、漢方にも詳しくて、私の中医学にも、理解を示してくれた。
 いい医療も、住民の支えがないと出来ない。そこに住む人の支えがどうしても必要なのだ。
 21世紀にふさわしい日本のいい政治もいい教育もいい医療も、多くの賢い国民の強い支えがないと出来ないのではないでしょうか・・・?!
*写真は、建設中の建物(ゴールドコースト:上の内容とは、全く関係ありません。)