日本の心・さいき

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将 棋・・・

 4月18日(日)の午後、NHK教育テレビで、「将棋こども名人戦」が放映されていた。決勝戦は、先手:本川卓佐君(京都府、小学6年生)と後手:山川泰煕君(東京都、小学6年生)の闘いだった。何と、千日手となり、再び、やり直し。
 で、いきなり一手30秒の時間内で、闘いが始まり、今度は、先手が山川君となり、後手が本川君となった。早くから角を交換し、2度とも中飛車を使う本川君に対して、終盤に終始優勢気味の山川君が、35回の名人となった。彼は、昨年も、準優勝して、招待選手として、今回参加し、見事、優勝したのだ。
 優勝インタビューで、山川君は、目を輝かして、「(解説していた竜王名人の)渡辺さんの様な棋士になって将来活躍したい。」と言った。
 闘いを見ていて、とても感心したのは、している時に両者の姿勢がとてもいい。両者ともに、背筋をしっかり伸ばして、ポーカーフェイスって感じで闘っていた。
 小さい時に、こんな感じで闘ったり、順位を付けたりすることに否定的な意見もあるが、この勝負では、年齢も、学歴も、関係ない。実力のみだ。先を読んで指すことは、脳の発達の面でもいい訓練になると思われる。
 私も、小学生の時には、将棋に、中学生の時には、将棋と囲碁に、高校の時には、囲碁に夢中になっていた。
 日本の文化が世界から注目されている時代、「将棋」や「茶道」や「能」が、小学生の時から、何らかの形で、学校に取り入れられればいいなあと思っているのだが。