日本の心・さいき

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五木の子守唄・・・

 熊本県五木村と言えば、五木の子守唄の発祥地、そこが今、川辺川ダム建設中止で揺れている。40年近く争ってきて、建設反対派も賛成派となって、やっと事が進む感じになった時に、政権交代となり、突如中止となって、地元の人が翻弄されている。
 一度、ダムを作ると決めて動き出すと止まれない。当初の予定の予算が時間が経過するとどんどん増えてくる。お金も直ぐには出ない。長い年月の間には、状況も変わってくる。五木村の人口にしても、当初6000人が今は、1000人台(1193?)になっている。今、全国にそんなダム建設箇所が140余カ所もあるとか。
 道路にしても、同じだ。(上天草総合)病院の前の道路、私がここに就職した平成17年8月に工事中だったが、まだ、開通していない(!)。何でも、理由は、お金が一度にもらえないのが原因らしい。今年の春にかなり工事が進んでいたので、これでやっと開通するかなと思ったが、まだだ。工事中では、それを利用する人にとっては、何の意味もない。(これで潤っているのは、誰だ・・・?!)
 個人的な利害関係で税金がそれに投入されていく。選挙にも大きく関係してくることも多い。ダムや道路がどんどん作られて、子育てや医療・介護が押しやられてしまって、これではいけないということで政権交代が起きたのではなかったのか。
 まだ、政権交代してちょっとしか経っていないのに、よく鳩山総理も前原氏も頑張っていると思う。長い間の変な慣行が解消されるのが1年や2年そこらで出来るとは終えない。今は、あまり焦らずに、確実に一歩一歩進んで欲しい。マスコミも、国民の意思で選んだ政治家達を長い目で見てあげることが大切だと思います。
 その前に、どれだけ無駄使いがあるのか、それがちゃんと出されないと、計画も立てられないと思う。官僚側も、正直に実情を公開して欲しいと思います。
 政治が身近な問題となって茶の間の話題になっている今の日本、いいことだと思います。自民党公明党も、謙虚に反省して、立て直して、野党として立派に機能する様に頑張って下さい。