昨晩、民放で、脳の奇跡の復活の話があっていた。右の脳の７５％をも失っているのに、大学に復帰して、前よりも生き生きとした感じになっている中国の大学生が紹介されていて、脳科学者の茂木健一郎さんも、驚いていた。
名ピアニストの男性が突然、脳出血で倒れ、右手が使えなくなった。その男性の息子が左手で演奏できる楽譜をそっと渡した。しばらくして、その男性、左手でピアノを演奏することを始め、次第に出来る様になり、今では、それで演奏活動を続けている。実際にその演奏を聴いてみると、片手で弾いているとはとても思えない。
医学生の時の実験で、犬の小脳を除去してしまうと、運動の中枢である小脳を失った為に、犬は歩けなくなってしまった。しかし、しばらくすると、大脳が小脳の代わりをして、ちゃんと歩ける様になっていた。（この時、スゴク驚いた！）
ヒトも、脳に関しては、代償機能が働いて、予想を裏切る感じで奇跡が起きている。他人に支えられて蘇っている。やる気の継続があれば、脳は蘇る。脳は、愛するモノがあると強い。
脳の障害を経験した人の多くが言う、失ってしまってあることの有り難さがよく解る様になったと。生きる意味がよく解る様になったと。
脳って、どんなに幸せを感じていても、それが同じ感じで続くと、飽いてしまうらしい。浮き沈みがないと、次第にだらけてしまうらしい。周りの応援、大事です。脳に自分の脳は素晴らしいんだと思い込ませて自信を持たせれば、しめたものです。時々、いい思いにさせることも大事です。又、時に休ませることも大事なことです。もちろん、栄養も大切です。アルコールやニコチンは、害になることが多いかな？
はっきりと言えることは、絶えずそれなりにアチコチ広範囲に働かせて鍛えておかないといけないことの様です。年齢に関係なく。そうしないと、若くして冷蔵庫も冷凍庫も区別が付けられなくケースもありますから。
（追加）以下、何かの時の訳に立てば幸いです。
http://www.youtube.com/watch?v=qM5N60kdoDc
http://www.youtube.com/watch?v=cqhFbjaa_xA&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=pwoopZyCzzg&feature=related
