日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

選挙後・・・

 総選挙後の首相指名選挙の時、潔く負けた自民党員全員が民主党の党首に入れたらいいのにとの意見がある。そうだなあ、こんなことも大切かも知れないなあ。
 不安材料は一杯あるぞ、財源はどうするんだ、防衛はどうするんだ、(負けた)我が党は、必ず再生しますって感じで、反省の色よりも、相手の攻撃にまだ終始している感じがしないでもない。それもそうだよなあ、半世紀余、第一党でずっと通してきたからして。
 しかし、謙虚に反省し、潔く、相手を讃えることも大切だと思います。しばらく、傍観する態度も必要だと思います。国民の審判が下った訳ですので、もう、今までの感じでは、とうてい受け入れられないでしょう。公明党が都議選では全員合格だったのに、小選挙区で全て落ちている。、公明党も、充分に反省すべきでしょう。自民党にしても、小選挙区で落ちても、比例区で合格している長老の方がいらっしゃいますが、同じ党の若い人に譲るケースがあっていいのではないでしょうか。比例区で復活しての合格、何か、国民の立場でなくて党の為の制度みたいな感じもしますが。
 思うに、こんなに民主党が勝つとは、自民党も当の民主党自身も思っていなかったのではないでしょうか(それに、多くの国民も)。当選した民主党員の多くが、喜びよりも緊張しているかの様に見えてなりません。マニフェストの内容、目にはっきりと見える形で、実行してもらいたいと思います。
 もう、自民党はイヤ、自民以外なら(少し問題もあるが)民主党でもいいか、取り合えず、民主党に任せてみようかと思って投票した人も多いと思われます。一票の重みこんなにはっきりした形で国民が経験できたこと、とても良かったと思います。土木事業で選挙区の地域ばかりを良くすることに専念して周りが見れない政治家の姿、反省すべきだと思います。民主党首の鳩山さん、さすがに、今の所、極めて謙虚に振るまっておられるのは、さすがだと思います。
 まず、情報公開から始めるべきでしょう。無駄が本当にどこまであるのか、民主党もまだ把握できていないと思います。一生懸命にやって、それでもやはり財源が足りないとなれば、消費税もやむを得ないって感じに思う人は多いでしょう。高額所得の人や大企業への税の負担の増加は、次第に、避けられない状況になりそうですね。
 自民党は、安倍→福田→麻生と、総選挙なしでしてきた事の不自然さにはっきりと気付くべきです。世界大不況で、麻生氏も、思い切ったことが出来なくて残念に違いない。お疲れ様でした。
 民主党も、舛添さんや石原さん相手に闘わなくて幸いだったと思う。(女性に人気のない小沢さんの代わりに)鳩山さんを党首に据えたのは、勝因として大きかったと思います。しかし、蔭での小沢さんの涙ぐましい努力は、誰もが認める所でしょう。(小沢さんのイメージを悪くしたのは、多分に、マスコミのせいだと思いますが)
 ところで、選挙でのカリスマ人物が昨日、民放に出ていた。この人、これが仕事なので、プロとして、党に関係なく、手掛けた候補者を首尾良く合格させている。
 選挙直前の浮動票を自分のものにする為に、候補者がするべきこととして、・・・力強く、間(!)をちゃんと置いて喋る、分かりやすい話し言葉で喋る、堂々と自信ありげに喋る、自信のない言い方はしない(助けて下さいなどは最低?!)、手を握る時は、握った相手の目をしっかりと見て、気持ちがホントに伝わる感じで一人一人心を込めてしっかりと握る、おじぎは丁寧に、60度の角度までゆっくりと上下する(一番丁寧な真の礼)、体の動作は大げさにする。身だしなみも極めて大切で、紺の生地のスーツに、白いシャツに、ストライプのネクタイにする。候補者が演説している時にする拍手は、(直接の関係者は)手を下から上に移動させながら力強く・・・など。ムーッ、何かに利用できそうだなあ。