日本の心・さいき

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笑顔の勝利?

 甲子園での21日の第1試合、優勝候補の花巻東高校と我が大分県代表の明豊高校、初めに先行の花巻東に先取点を取られ、4対0となっていたのに、8回裏で4対6と逆転。1点でなく2点も差があるので、ひょっとしてこのまま逃げ切れて勝てるかなと思っていたが、9回表に6対6と花巻東に同点とされ、延長戦となり、結局7−6で、明豊が惜しくも負けてしまった。しかし、互角のいい勝負だった。
 花巻東の選手が、明豊の選手とぶつかって脳震盪?を起こした感じになって、呼名反応ない感じでタンカーで運ばれていたのに、又、元気でグランドに戻ってきたのには、ビックリした。又、その前に、注目の花巻東・菊池雄投手が5回途中に、アクシデントで降板したのも、驚きだった。
 両チームとも、監督の言葉がとても印象的だった。
 花巻東の監督は、「菊池なしでの全員一致の底力を見せられて満足」って感じで言われていた。又、明豊の監督は、負けた要因を聞かれると、「何もない。選手は全力を出し切った。」って感じで言われた。
 意外だったのは、ピンチでも、花巻東の選手に笑顔が終始絶えなかったことだった。監督の指導で、どんな時にも笑顔でリラックスしようとしているのかな?2点先取されての9回表の時も、花巻東の選手の笑顔、それが勝因だった気がしてならなかった。そう言えば、ジャマイカのボルト選手も、200mの世界新を出す前に、走る直前、皆の前でおどけていたなあ。
 テレビで見ている方は、ハラハラドキドキ、しかし、終わってスッキリって感じになっていた。両チームに拍手、そして、ありがとう。