日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

ある小児科医の独り言(1)

 今は、正に世の中、チェンジする時じゃないのかなあ。考え方も変えるべき時じゃないのかなあ。他人に責任を押し付ける生き方ではなくて、これは、いいチャンスと思えればいいのだろうが(あまり怒ってばかりだと、肝臓を痛めるかな)。
 医療の質って、人間にとって、最も優先すべき切実な問題だと思う。経済や土木事業よりも、優先すべきものだと思う。
 タイでは、貧乏な人は、安いお金で医療機関にかかれる。となると、(タイは、暖かくて、食べ物は豊富に取れるので)衣食住で死ぬことがまずない。それで、あまり悩む必要がなく、仏教の国と言うこともあるかも知れないが、極めて自殺者が少ない。大家族制で、親戚同士の結束も固い。それに、タイのお金持ちは、よく寄付をしている。そして、タイの国民の幸福度は、日本を遙かに凌いでいる。
 イスラム教の世界では、お金持ちが寄付をするのは、当たり前だ。義務という考え方だ。エイズに関しては、イスラム教徒の間では、極めて極めて少ない。人との絆をとてもとても大切にしているのだ。離婚は、極めて少ない。
 欧米では、核家族が大半だ。アメリカでは、4600万人者人が無保険だと言う。離婚は、日常茶飯事って感じで、精子バンクで独身生活を謳歌している女性も公認されている。二酸化炭素の排出量は、世界一で、正に車社会。しかし、そのアメリカも、自国のことだけを考えていては、この先、行き詰まってしまうことにやっと気が付いた感じだ。
 今度の株暴落で、貨幣価値が落ちているのに、日本の円だけが、突出して高くなっている。これって、世界の目が日本に向けられているってことの証拠かな。日本では、ちゃんと担保が保証されないと、お金が借りられない。こんな単純な考え方さえ、外国では出来ない状態だったのだ。
 米英を目標にしてきた嫌いがある日本、もう、それから脱却して、今やアフリカや南極大陸や世界のすみずみまでを見渡して、責任を伴ってのグローバルな見方が大切と思うけど。
 世界の多くの人が、日本人の真面目な国民性を高く評価している。ごまかすことに対しては、日本人は極めて厳しい。1億以上もの人口を有して、皆保険で、長寿国のみならず、新生児死亡率や乳児死亡率や周産期死亡率は、世界一だ。
 自分の狭い領域だけをよくする政治家でなく、グローバルな見方と実行力のある政治家が選ばれるべきだと思う。
 国民一人一人が、意識も行動も正にチェインジする時、それが今なのだ。
 時は今だと思います!