日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

ある小児科医の独り言(1)

 勉強だから、面白くないのは当たり前だ。強いて勉めるのが勉強何て感じで言われてきた。ホントにその言い方、正しいのかなあ・・・?
 大脳性理学的に、快・不快に深く関わっている扁桃体と記憶に深く関わっている海馬、近隣している。それで、覚える時に楽しく覚えられるかどうかで、その後の記憶が長持ちするかどうか、関係あると考えていいんじゃないのかなあ。
 事実、入学試験でいやいやながら仕方なく覚えたこと、すっかり忘れているなあ。人間、ホントに覚える気になれば、結構覚えられると思うけど、その気になるのが難しいのかな。
 仕事にしても、いやいやながらしていると、ホントに疲れてしまう。当直の先生の多くを見ていると、まだ当直時間になっていないのに、忙しくないのに、もう、眠たそうな顔をし、疲れた顔になっている。それもそうだよな、専門でない科も診ないといけない訳だし。
 深夜、外科系の先生が急患で手術になっていても、上手く行って、患者さんからとても感謝されたケースだと、ドクターもニコニコしていてとても嬉しそうで、当直明けも元気に頑張れている感じだ。反対に、患者さんから不機嫌な顔をされたケース、ドクターもどっと疲れている感じだ。
 小児科の場合、急変して大変だが、子どもが予想以上に急に元気になってくれると、ホント、小児科医になって良かったと思うことある。内科の先生、最後に看取る感じが多いだけに、お疲れ様です。