日本の心・さいき

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子どもは元気

 平成20年5月20日(木)、午前中外来を済ませ、午後から、「○○中学校」と「○○保育園」に定期健診に行った。
 ○○保育園、昭和25年には、148名もいたとのこと。今は、39名しかいない。
 子どもが少なくなっている(数年後に、3つの保育園が合併を余儀なくされる)。そこに長いこといる保育士さん、寂しさを隠せない様だ。 熱が下がると直ぐに保育園に預けられるとのこと。で、熱が又保育園で上がって、保育士さん達をしばしば慌てさせているし、他の子に伝染させたりしている感じだ。
 経済的なことで、親も仕事をせざるを得なく、大変な思いをしているとのこと。それに、こんな田舎は、大きな会社が引き上げてしまって、職場がないとのこと。
 問題が深いなあ。
 しかし、子ども達、皆元気だ。1歳過ぎの小さな子が柵から出て、「アッ、脱走兵」何て言って、保育士さんが追い駆けている。小さな子どもは、万国、どこでも同じ感じがするなあ。


*昔、大きな台風が来ていた時、蒲江中学校に1晩引っ越していた。自分がやっと物心付く頃で、川の橋を渡る時、父に背負われて暴風雨の中をカッパに包まれ進んでいたのを思い出す。中学では、他の家族も沢山来ていた。夜、ろうそくだけが灯り、風で「ヒュー」って音がして、異様な雰囲気だった。翌朝は、母の作ったおにぎりは、美味しかったなあ。父は、常にラジオを聞いていた。翌日、(自分の家族の住む鷲谷)住宅に帰って見ると、戸が外れていたり、瓦が飛んでいたりしていた家があった。(住宅の隣が直ぐに海だったが)海に出ると、いろんなモノが流れ着いていて、それを見るのがとても楽しかったのを思い出す。怖いと言う感じは、当時は全くなかった様に思う。