日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

伊達公子

伊達公子テニスプレーヤーが頑張っている。12年振りのカンバック。一度は引退して辞めた感じになっていたのに、奇跡のカンバックって感じで、現役に混じって、とうとう決勝にまでたどり着いている。今までにない、何かゆとりを感じる。どんなに強くても、それが重荷になってしまうと、耐えられなくなる。今は伊達公子選手にとっては、テニスは軽荷で、負けて元々、辞めて元々って感じで、楽しくプレーしている。
 中田英寿サッカー選手もそんな感じだ。野球選手のイチローや将棋の羽生善治さんも、一番好きだったものにぶつかって、それから離れたい気持ちになったことがあったと述懐していた。
 自分だって、同じ心境だった。もう、小児救急医療に、精神的にも肉体的にも、ボロボロって感じで、ホトホト参っていた。そして、1年間の仕事全くなしの1人での海外生活。
 マレーシアのキャメロンハイランドに行った時に、そこにいた60歳過ぎの日本人から言われた、「まだ、仕事が出来る年齢じゃないですか。日本じゃ、小児科医が足りないとの話じゃないですか。頑張って下さいよ。現地の人のホントのこと何か、私なんか30年もインドネシアにいて、やっと分かるって感じで、それでも、理解できないことがありますから。日本人は、最後は、やっぱり日本に住むのがが一番いいんですよ」と。

その後の結果:5月4日17時57分配信 スポーツ報知
 ◆国際女子オープンテニス カンガルー杯2008最終日(4日、岐阜長良川テニスプラザ) 12年ぶりに現役復帰したクルム伊達公子(37)=フリー=は、奈良くるみ(16)=大産大付高=と組んだダブルス決勝で、メラニー・サウス(イギリス)、ニコル・タイセン(オランダ)組を6−1、6−7、10−7(第3セットは10ポイント先取のスーパータイブレークによる)の2−1で下し、復帰後初優勝を果たした。
 伊達はこの日行われたシングルス決勝で、タマリネ・タナスガーン(タイ)に6−4、5−7、2−6で敗れ、準優勝に終わった。
 クルム伊達「サービスが悪かった。暑さは気にならなかった。(この1週間は)出来過ぎだったと思う。試合勘もずいぶんとつかむことができた。緊張感の中で、どうやって乗り越えていくか。課題は整理できている」