日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

 日本の年金制度がアチコチで話題になっています。
 日本の現状を客観的に見ますと・・・→
 20カ国による「グローバル年金指標ランキング」では、1位のダンマークから・・・何と、日本は、17位、2014年版年金持続可能性指数(pension sustainability index )世界50カ国)では、日本は、タイ(50位)、ブラジル(49位)に次ぐ最下位ランクの48位にもなっています。早く手を打って、後の世代の人に過剰な負担を掛けない様にするべきだと思っているのですが・・・。(→http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/0ce7db350a3812f0f5151da05af1b3e3
 日本の場合、65歳以上の人口が、2.035年には、33.4%に、2.060年には、約40%にもなると予想され、どの国も経験しない感じの超高齢社会に入ってしまいます。だとすると、そうでなくても労働人口が減少傾向にある中で、益々、高齢の労働者が増えることが予想されます(海外からの労働者も増加すると思われますが・・・)。
 現在、日本では、65歳以上まで働ける企業の割合は、66.5%、70歳以上まで働ける企業の割合は、18.2%となっています。が、今後、この割合は益々多くなると思われます。
 高齢者の働き方の多様化も言われています。昔の様にガムシャラに働くのではなくて、ワークシェアリングって感じで、能力のある高齢者は、それなりに自分のペースで働くケースが多くなると思われます。
 更には、政府は、年金支給開始の年齢を、今の60歳(70%の支給額、72歳までしか生きなければ、とく?!)〜70歳(142%の支給額、82歳以上生きればとく?!)から、75歳(184%、87歳以上生きれば、とく?!)までに引き上げようとしています。しかし、繰り下げでもらう人は、4割もいて、又、繰り上げでもらう人は2%しかないと言うのが現実です。
 どうしたら無駄なお金を失くすことが出来るのでしょうか…→タバコを辞めると、かなりの医療費が浮くそうですが?!医療費で、かなり食っていますね・・・?!医療機関に掛かり過ぎでは・・・?!生活習慣を是正すれば、かなり、病人も減ると思うのですが・・・?!
 高齢者福祉の国として、北欧がよく取り上げられますが、その中のスウェーデンを調べて見ると・・・→直接税として所得の50%以上が取られ、消費税は、25%となり、自動車になると、それが200%にもなっています。つまり、車を買う時、本体の3倍を払うことになります。しかし、税金さえ納めていれば、国が死ぬまで生活を保障してくれるので、お金を蓄えている必要はありません。
 そんなスウェーデンも、自立を目指すことを大きな目標にして、「施設ケア」から「住宅ケア」へと、出来るだけ長く自分の家で過ごす様に、公私ともに努力している様です。
 日本の年金の問題は、もう、絶対に避けて通れない状態で、高齢者の医療のことを含めて、今こそ、正面からガップリ組んで、直ぐに実行に移さないといけないと思っているのですが・・・?!