「日本では、今、格差が広がっていて、深刻な問題になっている!」と、よく言われます。そして、日本が先進国の中でも、最も格差が大きい部類に入るって感じで言われています。確かに、所得に関してはそうだと思います。若者の就職難、若者の低所得など、大きな問題です。
ロンドンに約1年間留学していた日本の若者が私に教えてくれましたが・・・「お金持ちと、普通と、貧乏と、3つに分けられて、直ぐに区別が付く。色も関係なく、お金持ちは、言葉使いまで違うと!」と。
アメリカに行った時、ニューヨークの郊外の安全な所に(15年以上)住んでいる日本人が私に言いました、「安全をお金で買うのは当たり前、家賃高いけど、ここはとても安全だ・・・」と。
バングラデシュに行った時、そこでは、3つの階級に分かれていると聞きました。(ダッカに住んで、インドに留学したことのある男性の一意見ですが→)「ダッカでは、1割が金持ち、5割は中流、残り4割が貧乏で、金持ちは、車を持っている。」と。(←日本の若者の様に、収入が少ないのに、新車が持てるケースは、珍しいですね・・・?!)インドでは、カースト制が徹底していて、階級が違うと、結婚は難しく、挨拶もしないケースが多々あるとか・・・?!
タイでは、目立つ感じのお金持ちがごく少数いるのと対照的に、物乞いの人も目立ちました。
そうんな目で世界を見てから日本を見て、私は思いました。
医療にしても、日本では、救急医療で騒がれていますが・・・国民皆保険で、いきなり専門医受信も可能です。日本では、見た目で、格差が分かりません(←私は、しばしば、百円ショップを利用していますが・・・)。日本では、所得で区別することなく(←判断も付きませんが・・・)、皆が仲良くしっかりと生きています。これって、海外では、信じ難いことだと思います。
しかし、世代間格差、あります。私の母は、今、92歳ですが、デイケアで週6日もお世話になり、年金もしっかりともらっています(配偶者の共済の年金と、自分が働いてきた分を)。
日本の場合は、世代間の格差だけでなく、考え方にも、10代未満、10代、20代、30代、40代、50代、60代、70代、80代、90代以上と、大きな隔たりがある様な気がしますが・・・。