日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

くだらない話(その2、三段階)


 7月31日21:30〜21:55、NHK教育テレビで、「趣味のDo楽」があり、書家の柿沼康二氏の「オレ流書の冒険」の第1回「型あってこその自己表現」がありました。
 彼は、独特のスタイルでアーティストとして国内だけでなく、海外でも活躍しています。
 で、弟子も持たず、彼独特の「書の冒険」がそこに表現されていました。それには、3段階あって・・・→
1、型を吸う
2、型からはみ出す
3、オレの心を吐き出す
 とありました。
 そうですね、多くの分野で、まず、上手な人の真似をして、それを少しずつ変えて行って、最後は、自分なりに大きく創り出すってことでしょうか・・・?!
 私も、「臨書」をよくしていましたが・・・。
 よく知るパティシエの人が言われていましたが・・・→「不思議な様に思えるけど、全く同じ材料と全く同じ量で、同じ様に作っていても、上手な人とそうでない人、味が全然違った感じになっている・・・!」と。
 医療の世界も同じで、初めは、先輩のまねをします。しかし、それでどうしても納得できない所が出て来ると、少し変え・・・そして、段々と変えることが多くなって来て・・・→最後は、自分なりに根本から変えるってことになってしまいましたが・・・→
 私の場合、今は、よく、漢方薬を使用していますが・・・。
 しかし、一番大切なことは、やはり正しいと思われるお手本を初めにしっかりと身に付けておくことですね。土台がしっかりしていないと、後がちゃんと育ちませんね。
 子育ても同じですね、初めから知識を教え込もうとせずに・・・初めは、愛情をタップリト与えて・・・楽しい遊びの中から、上手に感情を育んで・・・他とのコミュニケーション力も、いろんな事を経験させる中で身に付けさせて行って・・・かなり経ってから知識を与えても、何ら遅くありませんね。
 最近の赤ちゃんの母国語に関する面白い研究がありまして・・・→
 日本人が理解出来ない英語の「R」と「L」の音は、世界中のどの赤ちゃんでも、6〜8カ月であれば、正確に聞き分けることが出来るとのことですが・・・10〜12カ月になると、もう、周囲がそれを使っている国の赤ちゃんしかその能力がないとのことです。
 又、第二外国語も、同時に(!)同じ感じで、赤ちゃんなら習得出来るとのことです・・・が、問題なのは、CDやテレビでは、全く無効とのことです。
 そう言われれば、経験的に・・・→親と一緒にアチコチの国を周っている(ジプシー民族の)ロマの子ども達、しっかりとした教育も受けていないのに、何カ国語でもペラペラと話しますね!)
 子どもは、自ら学ぶ力があり、人の直接の愛に支えられた環境がとても大切です・・・それに、子どもは、言葉を覚えることに関しては、大人と違って、正に天才ですね。(←言葉以外も・・・)


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%BF%E6%B2%BC%E5%BA%B7%E4%BA%8C(←柿沼康二)

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20090214/1