日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

過去の年末年始の小児医療・・・


 年末・年始の小児医療、医師になって、ずっと続けています(1年間、医療に全く携わらなかった年以外は)。
 今から21年程前の平成4年1月14日に、私が発行した「たはら小児科月報」の内容を見ますと・・・

 平成3年12月29日〜平成4年1月3日までの年末年始の6日間、「(19床の)たはら小児科医院」で、外来患児678名(成人を除く)、入院40名、深夜(22:00〜6:00)来院は、6名でした。(この年は、開業していて、一番多い年でした。)
 開業8年半余、自医院での他のドクターの援助、全くありませんでした(医師の確保が出来ませんでした・・・)。自宅と職場が離れていて、自宅に泊ることは少なく、忙しい月は、土曜日の夕食だけ、自宅で家族一緒に食事を摂っていました・・・(3人の子どもには、土曜の午後、茶道を教えていました・・・)。
 当時は、インフルエンザの迅速検査もなく、抗インフルエンザ薬も、ありませんでした。時間外に、喘息発作で来院するケースが多く、そんな子どもさんには、当時から、インタールとメプチンの吸入を積極的にしていました(小さな子どもさんへのステロイドの吸入は、まだ、一般的でありませんでした・・・)。
 患者さん側も、夜の決められた時間帯(20:00〜21:00)に電話して来院するケースが多く(とても協力的で)、(職員も私の救急中心の小児医療を充分に理解してくれていて)多くの人の支えで、年末年始の小児の医療を乗り切っていました(病院勤務の時よりも、トラブルが少なく、私の精神的負担も軽減されていました・・・←病院勤務の時は、年始明けに、よく熱を出していましたが・・・)。それに、私も、開業時には、やる気満々でしたので・・・(今は、どうでしょうか・・・?!)。
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20120104/1