日本の心・さいき

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健康依存症候群・・・

 歳を取れば、誰しも、次第にガタがきますね。どんなに元気だった人も、いつかは、亡くなりますね。それが何時かが、誰にも分からないのですが・・・。
 動物は、歯がダメになると、食べられなくなって、死んでしまうそうですが・・・人間の場合は、どうでしょうか・・・?!又、ヒトの様に、生殖機能が亡くなっても長生きてしている生物も、珍しいらしいのですが・・・?!
 確率的に、長寿の日本人の場合は、血管系か癌で約7割の人が亡くなります。動脈硬化が歳と共に進んで来るのも、癌で亡くなるのも、人間が背負った自然の摂理なのですが・・・。
 今、日本人は、健康に関することにとても敏感です。「健康依存症候群」って感じになって、いつまでも、動脈硬化と癌から逃れ様としていますが・・・?!
 バナナやトマトがいいと言えば、それを買い求めて、品薄になる国です。マスコミの影響は、実に大きいですね。
 新鮮な旬の野菜や果物がいいのは、当たり前の事ですが、一種類ばかりを常に取るのは、あまりでなくかなりヤバイのではないでしょうか・・・。
 先のバナナやトマトだけでなく、水にしても、いろんな意見がある中で、ある意見だけを信じ切って、過剰に取ることは薬と同様に、危険な感じがしますが・・・?!
 野菜にしても、ナスやキュウリやトマトなどの実の野菜(果菜類、夏場に食べると美味しいものが多いですね・・・)やキャベツやレタスなどの葉の野菜(葉菜類、これも夏場に食べると美味しいものが多いですね・・・)は、体を冷やす働きがあるので、そうでないモヤシやアスパラやフキなどの茎の野菜(茎菜類←春の野菜が多いですが・・・)やゴボウや人参や大根や芋などの根の野菜(根菜類)と、バランス良く摂ることが大切ではないでしょうか・・・。(それに、果物は、皮ごと食べるのが自然と思います→ミカンは袋ごと、リンゴやブドウは皮ごと・・・)
 土台、医学は、はっきりしていないことが多いと思います。人種差があるし、性差があるし、年齢差があるし、個人差もかなりあるし、動物実験と人間では又違うし、データも、どこまで信じていいのか・・・?!
 そんな中で、どうかして健康な状態で長生きしたいと思っている人は多いと思われます。
 健康を維持するには、食事、睡眠、運動、気の持ち方(それに、姿勢でしょうか・・・)。しかし、具体的なことになると、かかり付けのお医者さんが・・・食事に付いて詳しく説明してくれますか?睡眠のチェックを細かくしてくれますか?気の持ち方も、チェックしてくれますか?
 指導の立場ある医師自身が、3食バランス良く摂っていなかったり、運動不足で肥満気味だったり、いろんな薬を服用していることの方が多かったりしたら・・・それに、常に睡眠不足で、イライラしていたり、元気なかったら・・・?!
 自分の体を大切にする教育をもっと早くからしてもらいたいですね・・・→夜遅くまで起きていたり、酒・タバコに溺れたり、ストレスを長いこと抱え込む生活の不自然さに気が付かせるべきだと思います。
 ところで、食事と歯の関係の事ですが・・・歯の構造は、大きく3つに分かれています。前歯の「門歯」と、尖っている「犬歯」と、奥歯の「臼歯」です。
 「前歯」が発達しているのは、馬・牛・羊・キリン・ラクダなどで、草食動物です。「犬歯」が発達しているのは、犬・猫・ライオン・トラ・ワニ・熊・蛇などで、肉や魚を食べます。蛇は、卵を食べます。つまり、動物性たんぱく質を摂る動物に、犬歯が発達しているのです。「臼歯」は、穀物を食べる為に発達したものです。
 それぞれ何本ずつあるかと言うと、8本・4本・20本で、臼歯・門歯・犬歯の順で言うと、5対2対1となります。つまり、いろんな段階を経てヒトとなったホモサピエンスは、穀物を5割、野菜を2割、肉や魚や卵を1割の割合で取るべきと言うことになるのでは・・・?!
 食事をいい割合で摂ると、いい細胞、いい肌、いい精子、いい卵子になれるのです。だって、私たちの体は、食べ物で出来ていますから・・・。