日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

東京残念・・・

 デンマークの首都コペンハーゲンでの2016年夏季五輪の開催地を決める国際オリンピック委員会(IOC)総会で、東京は、シカゴ、リオデジャネイロマドリードと争った。
 オバマ大統領夫妻の応援もあったシカゴは1回目で落ちてしまった。何故かなあ?その後の2回目の投票で、IOCのロゲ会長が口にした落選都市名は「TOKYO」だった。
 最終投票の結果、マドリードと争ったリオデジャネイロが、倍以上の獲得で開催地と決まった。南米で初の開催。
 先の08年のオリンピックは、同じアジア地域の北京だった。日本は、1964年大会以来(52年ぶり2度目の)五輪開催を目指したが、敗れてしまった。この時、自分は、高校受験前の中学3年生だったが。
 リオデジャネイロの人達の喜びは、日本以上だろう。何せ、初めてだから。その点、日本は、国民の盛り上がりがもう一だったかな。
 東京も、オリンピック開催で国民の意識が変わったと思う。今でも、大松監督率いる日本のバレーチームが、ロシア選手のタッチネットで勝ったシーンや、円谷選手が最後にイギリスのヒートリーに抜かれてしまう姿がいつも思い出される。国民が釘付けになって見ていたと思う。
 北京も、オリンピックで変わったと思う。何よりも、国民が自信を持ったと思う。自信を持てば、ゆとりが生まれ、人への思いやりも出来るかな。南アフリカでの2010年のサッカーワールドカップ開催での治安が危ぶまれているが、それなりに政府も対策を取って、いい方向へと進むだろう。
 国際的な広い目から見れば、今回は、東京よりもやはり南米のブラジルのリオデジャネイロが妥当だったと思う。日本人にとっては残念だが、IOCは、一番妥当な所を選んだと思う。
 ブラジルの人口は、世界で5番目、サッカーワールドカップが2014年に開かれる。お祭り好きの国民だ。日系のブラジル人も多い。極めて親日的でもある。