日本の心・さいき

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オバマ氏の大統領就任演説

 かっては、東大総長の新入生に対する言葉や卒業生に対する言葉が、世間の注目を浴びていて、新聞によく載っていた様に記憶している。近頃は、それ、あまり見ないなあ。日本では、総理の所信演説、これと言った印象深い内容、ないなあ。
 オバマ大統領の就任演説の内容が世界の注目を浴びている。共和党レーガンは、(1981年の)就任演説で、「私はあなた方、ヒーローの前で演説している」と言って、強いアメリカを予言した。共和党のブッシュは、2期目の(2005年の)就任演説で、「世界平和を達成する最短の道は、全世界に自由を拡大することだ。米国は抑圧されている人々を座視しない」と言って、米国の突出した強さを掲げた。
 しかし、民主党ケネディは、(61年の就任演説で)「国家が自分の為に何をしてくれるかではなく、自分が国家の為に何が出来るかを問いたまえ」と言い、オバマ氏が尊敬する共和党リンカーンは、(1865年の2期目の就任演説で)、「誰に対しても悪意を抱かず、全ての人に慈悲の心を」と述べ、オバマ氏は、このリンカーンの演説の内容を一番意識しているとのこと。
 オバマ氏は、就任直前に、ボランティア活動を自らして、米国民にボランティアを呼びかけている。イスラエルパレスチナの戦闘が嘘の様に、オバマ氏が就任する直前に、(今の所)止んでいる。オバマ氏は、「私には夢がある」と演説した平和主義者のキング牧師キング牧師は、非暴力主義のガンジーを尊敬している)を非常に尊敬している。
 オバマ氏の演説、恐らく、共生・協調を強調する内容になると思う。何故なら、今までの内容に、あなた方とか、私達と言う言い方が頻回に使用されているから。どこかの総理の様に、私は貴方と違うんです、私はこう考えます何て言わないから・・・?!