日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

戦争は人を狂わす!

 又、8月6日と9日が来る。かって広島に家族で行った時に、原爆ドームなどを見た。とても印象深く、今でもありありと思い出すことが出来る。又、被爆の体験者からも浪人時代に話を聞くことが出来、又、その手記も頂いて、今もその家族とは懇意にしている。
 平成20年8月2日(土)の夜の民放の番組で、終戦直後の63年前にアメリカのマクバガンが長崎原爆投下3カ月後に、現地の様子を撮るために撮影した秘蔵フィルムが初公開されていた。そこで赤ん坊を背負った14歳の美少女が映されていて、マクバガンは、その子がとても気になっていたそうだ。
 マクバガンは、晩年、「子どもは素直で純粋で希望そのものだ」と述べている。又、その時に映っていた14歳の少女が、追跡の結果、生存していた。結婚してわずか7年後に旦那さんを亡くし、28歳から一人で二人の女の子を育ててきていた。78歳になった今、弟さんと一緒に腰をかがめながら取材に応じていた。
 14歳での当時のことをしっかりと覚えていて、「お菓子をもらって嬉しかった。とても(アメリカ人が)優しくて、ホントにこの人が原爆を落とした憎しみのアメリカの人とはどうしても思えなく、別の国の人ではと思っていた。」と言われた。
 又、原爆の投下に関係した(アメリカ)人が、「出来れば、人のいない所に投下していれば良かったのに。」と語っていた。
 当時、原爆が投下するまで、日本もウランで原爆を造ろうとやっきになっていたのだ。又、日本が降伏してなければ、3番目の原爆が、東京にも落とされることになっていた?!とのこと。
 戦争は、人を狂わす。正にそうなのです。

*写真は、広島平和公園(19年前に撮ったもの)。

(その道に通じたある専門家の話によれば、日本の今の高度な科学水準をもってすれば、原爆を直ぐにでも造ろうと思えば、実現可能で、それも、大がかりでなくて、大学院の学生のレベルでも出来るとのことらしいのですが・・・?!、平和憲法を守り抜きたい気持ちで一杯です)