日本の心・さいき

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医者の不養生

 専門職の人は、それを一生懸命にしてきているので、確かにその道のエキスパート。医療の場合、科が違うと、今の医学どこまで進んでいるのか何て、全く分からない感じになる。医学生の時の知識を紐解いてみても、その時に知識とは随分とかけ離れて、正に浦島太郎。内科や外科だけでなく、眼科、皮膚科、脳外科、神経内科放射線科、麻酔科、殆ど全ての科でスゴイ進歩だ。他科からは、小児科も特殊と思われている様だが。
 で、腕のいい大工さんや腕のいい料理人、世間一般では、変わり者が多いと言われることが多い。大工さんや料理人以外の職人でもそんな感じだ。
 で、医療を扱うドクターも同じ感じがしている。
 昼食を抜いているドクターが多い。特に、産婦人科や外科や整形外科の先生。理由は、忙しいからと言う。朝もちゃんと食べて来てないドクターも結構いる。それが、時に専門的にしているドクターもうそうなのだ。例えば、代謝(糖尿病)専門のドクターが、朝、パンと牛乳で済ませている。で、本人、「いや、他人にはちゃんとしなさいと言っているだけど、自分のこととなると、又、別で・・」とか何とか言っている。呼吸器内科の先生で、タバコを吸っている先生がいたのには驚いた。「本数、前よりかなり少なくなっているんで・・・」とか何とか言ってごまかしていたが。生活習慣病を指導する先生で、お腹がスゴク出ているドクターだと、説得力乏しいかも。
 歯科口腔外科のドクターが言っていた、「ドクターの歯の手入れ、悪い人が多いです。口に入ったまま寝てしまう人もいますから・・・」と。
 外科の先生で、ホントに1日夕食の1食だけと言う人がいた。で、その先生自身のカルテをたまたま目にしたことがある。何と、「便秘」の病名がしばしば付いていて、カマグなどがしばしば処方されいた。
 ドクターの中には、ハードな仕事と夜の遊びで殆ど毎日が終わる人もいる。アルコールとニコチンまみれになって、体が次第に蝕まれているのだが。それに、夜はカロリーオーバーな食事で。で、その先を見ていると、殆ど100%近い確率で、体を壊していますね(当たり前ですね。正に、医者の不養生)。
 仕事のし過ぎで心臓が悪くなったり、腰を痛めたり、運動不足で肥満になったりしているドクター、沢山います。
 熊本出身の細川元総理は、政治の世界から全く手を引いて、陶芸の世界で今一生懸命だ。こんな感じで、医師が、退職後に別な世界に身を投じている人、実に少ない。
 イチローの自己管理を見習いたい。彼は、自分の健康管理も、ピカ一だ。永くいい仕事を続けるつもりであれば、まず、自分の健康管理がちゃんと出来るかどうかだなあ。精神面でもちゃんとコントロールが出来るかどうかだなあ。
 残念ながら、ドクターの多くがそれが欠けている。そして、体を壊して、やっと反省している。すみません、そう言う私も、そうでしたが、今は、深く反省して、それなりに改善しています。