日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

水戸黄門様は、ワルだった?!

 「この印籠が目に入らぬか!」何て感じで、ずっと日本人に愛され続けてきている水戸のご老公の水戸黄門様、実は、彼は、手に負えない程のワルだった。
 幼小児の頃は、利発で勇敢なことで知られていたが、13歳〜18歳まで、目を覆いたくなるほどの乱行が続いていた。服装が派手で、屋敷をこっそり抜け出して遊郭に通い続け、酒と色に溺れていた。態度もふてぶてしくて、気に入らないと暴れ出す為に、周囲がホトホト手を焼いていたそうな。
 ところが、あることからパッタリとそれが嘘の様に止んでしまった。それはたまたま手にした中国の「史記」なる本を読んでからで、それから学問一筋に力を入れることになったとか
 何事も、水戸黄門様には、中途半端なことはなく、遊ぶ時は徹底的に遊んでいたし、学ぶ時にも、誰よりもよく学んでいたのである。
 大分出身の大関千代大海にしても、相撲の世界に入るまでは、我が街(佐伯市)までも、その噂が流れていた程のワルだった。今は、仏様の様な顔をしているが?!(彼は、警察官の間でも、知らない人がいないって感じの存在で、パトカーが直接彼の名前を言って注意していた。で、よくパトカーが彼を追い掛けていたのだが、相撲の世界で優勝した時、彼は、パトカーを引き連れて大分市内を凱旋した。これを見た大分の人は、その彼の変身した姿に大いに感動して、惜しみない大拍手を送った。)彼が一度も落ちることなく大関を長く続けられているのは、ホントに強いからだと思う。テレビでのクイズでチャンピオンになっていた。その時、彼自身の口で、学校の成績は良くなかったのにと謙遜されて言われていたが、彼は、確かに賢いし、芋虫が蝶に変身した感じで、玉虫色の立派な大人になっている。
 梅宮辰夫も夜の帝王から突如変身しているかな。反対に、いい学歴やいい地位を持っているのに、定年前に長の付く人が不祥事を起こす例、惨めですネ。

 (写真と上の内容は、全く関係ありません。平成20年6月5日に病院の敷地内で撮ったものです。園児と老人施設のお年寄りの方が一緒になって、ひまわりの苗木を植えています。大きくなったら、又、紹介したいと思います。)