日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

中田英寿氏

日本のサッカーファンなら知らない人はいないと思われるオリンピックでの元サッカー選手の中田英寿氏、彼は何かを探しに外国への旅に出た。
 で、平成20年4月17日23:00過ぎの民放のテレビでは、彼はアフリカにいた。そこでは、アフリカの子ども達へメッセージをと頼まれて、次の様に述べていた(英語で、彼は、イタリア語も流暢であるが)・
 ・・・勝てば神様、負ければ犯罪者って感じで言われてきた。そんなこと、気にする必要はない。自分がしたいことは何か、今の自分が出来ることは何か、自分がしなければいけないことは何か、それを常に考えること。結果として、出来なくても、落ち込む必要はない。何で出来なかったのかを考えれば、それもそれから生きる上で、いい肥やしになるから。・・・
 ムッー、名言だと思った。長い海外での彼の自分なりの旅で得たモノは、大きかったなあと思った。
 女優の高木美保さんも、自分を救ってくれたのは、人ではなく自然だったと言われたことがあった。
 仕事から離れて、客観的に自分を見つめる時間が、今の多くの日本人には必要だと思う。時間に追われっぱなしでは、自分が本当にしたいこと、自分が出来ると思うこと、自分が今からしなければいけないことが見えてこない。
 他人から強制的にしなさいと言われても、それにどうしても付いて行けなくて、落ち込んでいる例が多いのだ。
 自分にしても、外国でゆっくりと考えて、今の方針が決まっている。自分の長女にしても、「パパ、やっと自分のしたいことが見つかった!」と(航空会社系統の会社の事務員をしばらくしてから)言って来た。で、現在、その道(カイロプラクターになる為の道)にまっしぐらに進んでいるが。
 18歳にして、はっきりと決まっている人もいるだろう。しかし、高々18歳前後では、人生の経験不足と言わざるを得ないケースが大部分だと思う。それも、日本で受験勉強に明け暮れての結果だったら、お粗末としか言いようがないだろう。
 人は皆一人一人顔立ちが違う様に、やりたい事、できる事、しなければいけない事が違うはずだ。自分を知るには、やはり、いろんな体験をした方がいい。それも、出来るだけ若い内に。
 90歳を越えたある僧侶が、次の様にも言っていますが、・・・「やっとこの歳になって分かることもあるんですヨ」と。