医師を増やすと医療費が確実に増える。医師1人で年間1億円増となる。しかし、医療はどんどん高度化し、それに応じて国民の要求ももっともっととなると、際限がなくなる・・・?!
医学生の時に拝聴した中川米造先生の講演では・・・アメリカでは24種類の臨床スペシャリストがいて、1人20分間診るとなると、1日8時間労働で、ちょうど24人の患者さんに24人の医師が必要。専門医24人に診てもらおうとすると、将来有病率が5割近くになれば、国民の半分が医師にならなければいけないことになり、医師も別の医師から診てもらわないといけないので・・・?!って感じの内容だったけど・・・。
医師の資源も、限りがある訳で、受診側の意識改革も大切では・・・?!(利害関係が複雑にからんでいるので、ホントに必要とされる本腰の医療改革となると、今の政権下では、難しいかな・・・)
エネルギー問題も、それと少し似ているかな・・・?!
スウェーデンでは、エネルギーの半分が水力発電で上手く賄われている。しかし、スウェーデンの人口は、1000万人にも達してなく、それでいて、面積は、日本よりも広い。当然、エネルギーは少なくていいし、自然破壊も少なくて済む。
日本の人口は、フランス・イギリス・イタリアの倍で、その人口に見合うエネルギーが必要となる。しかも、欧米並みの高い生活水準が要求されれば、エネルギー問題は、資源のない日本にとっては、死活問題。
エネルギー保存の法則と言うのがあって・・・(エネルギーを使うばかりの)人間が、自然のエネルギーを横取りすればするほど、自然は、それを奪われて、これからも予期せぬ不都合なことが起きるのでは・・・?!
風力発電の場合・・・→風も無駄に吹いてなく、風が吹くことで、花粉が移動して果実が出来、風が吹くので、葉の表面から蒸散が盛んになって木々の成長が促される。風力発電が設置されると、その風下にある所では、風の力が弱くなる(!)。周辺の温度も確実に変わるだろうし、それによって自然破壊がもたらされることとなる。
地熱発電では、温泉が出なくなったり、周囲の環境を壊すことにもなる(有名な温泉地が国立公園になっている所が多いが)。
太陽発電にしても、コストが現在の火力発電の3倍〜5倍も掛かるので、補助金が必要となり、本当に有用かどうか疑わしいこととなる?!
「生産効率」から言えば、電気の場合、エネルギー源の3分の2は、「熱」になってしまう。水力発電にしても、奪った水力の3分の1で発電し、3分の2は、温かい水で捨てられている(・・・←生態系、確実に壊しますね)。それは、原子力発電でも同じで、大量の温かい水が海に流されている(・・・←周辺の海の生き物の生態系、壊れますね・・・)。
参考図書:原発大崩壊!(第2のフクシマは日本中にある) 武田邦彦 ベスト新書 平成23年5月24日発行 800円+税
参考図書:(エネルギーと原発の)ウソをすべて話そう 武田邦彦 産経新聞出版 平成23年6月8日発行 1200円+税
*私の演奏内容↓(かえって、やる気のエネルギーが低下したりして・・・?!)
http://www.youtube.com/watch?v=3v4P-SbGKK0(篠笛)
http://www.youtube.com/watch?v=dDTb8_Gmi0k(篠笛)
http://www.youtube.com/watch?v=0MFKST2jrCY(ハーモニカ)
http://www.youtube.com/watch?v=2mfoN9CX7UI(和太鼓)
http://www.youtube.com/watch?v=_-HLcBnqfTs(和太鼓)