篠笛の音色が、いろんな条件で変わる。それに関して、実践でいろんなことを経験している。
1、篠笛の音色、湿度が高いといい音になる。湿度が高いと、音が出やすいが、演奏する所の部屋が乾燥していると、音が出しにくい。
2、エアコンを使っていると、風の流れで、場所により、音が出にくなり、その場所をちょっと避けると、いい音になること、しばしば経験している。
3、ずっと演奏していると、篠笛の中に唾液が貯まってきて、音色が悪くなってくる。それを疑えば、ためらわずに、中を掃除する必要がある。
4、吹き始めは、やはり、いい音色が出ない。演奏していて、中が湿ってくると、いい音色になってくる。いきなり演奏となると、その調節が出来ないが、初めの演奏は、それなりの曲を選ぶといいかな。
5、(電池の入った)ラジカセをいつも持って行くが、施設のカセットデッキを使うと、音が調節しやすく、テープに入れた雑音が目立たないことがある。
6、しかし、施設によっては、カセットデッキを使ってのテープの速度が、持ち歩くラジカセのテープの速度と違っていることがあるので、注意が必要だ。テープに録音された篠笛との二重奏やピアノとの共演の時、致命的となることもある(篠笛を吹く時に、角度を変えて音の高さを調節して、ある程度は、それに対応できるが・・・)。
7、マイクの使い方は、とても大切。マイクの種類、マイクとの距離で、音色が一変することもある。(前もって、予行練習をしておくといいのだろうが・・・普通は、殆どしてないが・・・)
8、大きな会場だと、流れている音とマイクからの音にズレが生じて、聞き苦しいことになる可能性が大きい。そんな時、マイクなして行くしかない。
9、自分が出せる一番高い音が、演奏中に、出せたり出せなかったりする。演奏する前に、出せそうかどうか、ある程度、分かる。
10、自分の体調や気分で、音色が変わる。自然体をいつも心掛けてはいますが・・・。
(以上、つたない私の篠笛演奏での体験から)
*写真は、上の内容とは、関係ありません。
篠笛の吹き方、いろんな吹き方がありますね(インターネットより)↓
http://www.youtube.com/watch?v=UB5FtdjkfGY
http://www.youtube.com/watch?v=L_soae20uUk&feature=related