近頃、謝罪会見をテレビでよく目にしますが・・・長い時間、頭を深々と下げたり、土下座しているケースもありますが・・・。
今朝(10月11日)、予備校講師の林修先生が、謝罪に必要な三原則を述べていました。
1、誰が謝るか。
2、責任の所在を明らかにする。
3、未来に向かって改善の方策を示す。
とありました。
そうですね、全くその通りだと思います。
政治家が、討論会などで、頭越しに相手の非を責めるケースが多いかと思いますが、やはり、責任のなすり合いは良くないと思います。権力に何時までもしがみつこうとせずに、非は謙虚に認め、昔の武士の様に、潔ぎ良く責任者たる者が責任を取るべきだと思います。
謝るだけで、改善がその後しっかりとなされていないとなると、しかも、謝ることが繰り返されているとなると、本当に心底誤ったと思えなくて、意味ないですね。
取り敢えず、頭を下げて、その場を何とかしのごうって感じの風潮が今の日本、無きにしもあらずって感じですが・・・それでは、いつまで経っても、改善しないと思います。原発問題、後手後手に回っている感じが否めませんが・・・。
選挙前に騒いでいた国会議員の定数問題、どうなっているのでしょうか?官僚が物事を良かれと思って決断して決行していても、それで思わぬ問題が数年後に出た場合・・・その責任者が他の部署に移動しているとしたら、責任の取りようがないですね・・・それに、今の日本、トップの大臣は、しばしば交代していますから・・・?!
いい政治家は、いい選挙民から選ばれます。そう思うと、国民一人一人が、いい政治家を正しい判断で選ぶことが大切ですね。
(写真は、10年前に、たはら小児科医院の院長室で撮ったものです。ここで、職員が昼休みに、茶道の稽古をしていました。)