昨晩(1月21日)、NHK総合テレビで、19:30〜22:15までの長時間、NHKスペシャルで「リーダー論」が展開されていた。
・・・日本で今頑張っている理想的なリーダーって、誰かな?今の日本でいいリーダーが生まれる条件って何かな?・・・
元経済産業省の「古賀茂明」氏が、次の様に言われていた・・・→若者がリーダーシップを発揮できる体制が必要だが、現実は、次の3つがそれを阻んでいる。
1:「人事評価」がしっかりとされていない。
2:「縦割り」で、初めに入ったところを守ろうとする。
3:「前例主義」で、上下関係がはっきりしていて(年功序列)、先輩のしたことに逆らうことが出来ない。
つまり、高い志を持った若手の官僚が、上に立ってその能力を発揮できない構造になっている(官僚の独り独りは、優秀なのだが、組織で動くとなると、力が発揮できない状態になってしまっている)。
・・・そうですね、それを変えるのは政治家と思うのですが、その政治家も、小選挙区となると、そこの住民のことしか考えない感じで選ばれるので、・・・(←次の選挙で又受かる為に?!)。
昔の政治家の様に、政治家になったら、家も土地も全ての財産がなくなるって感じの人、無給でもいい、皆の為に政治をしたいって感じの政治家、どうして出ないのかな・・・?!(佐伯市では、昔、給与を全て佐伯市に寄付していた教育に熱心な市長がいましたが・・・←対抗馬、出ても負けると初めから分かっているので・・・)
フィンランド生まれの「坂根シルック」さんが、フィンランドと日本を比較して、リーダーを生む為には、「価値観の違いを認める教育」が大切と言われていました。
フィンランドでは、日本と違って、生徒が沢山手を挙げて質問する。で、中には、先生への反論も・・・→しかし、これ、先生大歓迎で、その論議で終わることも。違いを認める教育、答えは一つでないと言うことを小さき時から学校で教え込まれている。
フィンランドの今のハロネン大統領は、「ムーミンママ」と言われ、他の人の意見をよく聴き、普通に買い物に行き、庶民感覚の政治家とのこと。(・・・←どこかの国の総理のように、上から目線でありません?!)