9日(木)の午後、茶道の先生の自宅に、お見舞いに行った。前回、病院に見舞いに行った時よりも、声が大きくなり、顔色も良くなっていた。
伊勢神宮の「内宮」で先生の為に買った(先生の好きなピンク色の)「お守り」をあげたら、とても喜んでくれた。
先生の歳は、私の母と同じ満90歳。身体は今病んでいるが、頭はシャープだ。どこに行っても、周囲から「先生」「○○先生」と言われ、ばあちゃんって感じで言われることは、まずない。・・・→それが、今通っている施設で、ある(勤め始めて間もない若い)看護師さんから、「ばあちゃん、しっかりせんね・・・」としばらく言われていたとのこと。それが、周囲の言い方に、ハタとその看護師さんが気が付いたみたいで・・・→今は、自分を見ると、バツが悪そうに小さくなっているとか・・・。
又、戻れるなら、70歳代に戻りたいと言う。今までで、70歳代が一番良かったと言われる。何でも、70歳代は、海外にアチコチ行っていて、スイスのモンブランにも、杖をつかずに一気に上がっている(茶道は名誉師範で、柔道は2段)。
もう、茶道では、周りに自分よりも歳の上の人、いなくなっているとのこと。「茶道をしていたお陰で、この歳で、先生先生と言われ、皆が会いに来てくれる。これも茶道をしていい弟子に恵まれたお陰。」と言われる。
先生の前で、ハーモニカで、12曲ほど、懐かしい曲ばかり吹いた。又、先生が横笛でよく吹いていた「荒城の月」を(行く前にテープに吹き込んで、それと二重奏する感じにして)、ラジカセットも持って行って、吹いた。先生、大きな声で歌ってくれた。
来週は、広島に行って、原爆ドームと厳島を見てくるつもり。遠くに行く前に、何故か、足が先生の家の方向に向くなあ・・・。