日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

老人施設で独り演奏・・・

 7日(月)の午後、老人施設の「和光園」から、園の車で迎えに来てくれた。演奏の服に着替えて、太鼓を持って行った。ギリギリ14時開始に間に合った。
 ゆっくり話すゆとりもなく、「荒城の月」で篠笛を吹くことから始めた。盆踊り太鼓を打つ段階になって、どうも音がおかしい。自分が持って行ったラジカセから流れる音と、全体に流れる音がずれていて(会場の奥行きが広い為)、打ちにくい状態になっていた。そのことに、しばらくして、やっと気が付いた。
 その後、マイクを使わずに、篠笛を吹いた。ハーモニカも吹いた。拍子木を使って、「一本締め」もした。
 皆が一番大きな声で歌ったのは、古賀政男4曲のメドレーの中の、「悲しい酒」の曲だった。(・・・←こんなことも、あまりなかったなあ・・・?)
 最後に、バチを3回換えて、持ち曲の「飛翔」を約15分間、打った(・・・←今回、とても気持ち良く打てた!)。
 終わって、控え室で聞くと、この1月に、この施設内で急性胃腸炎が流行(はや)って、ちょっと前まで、外出禁止だったとのこと。で、ストレスがとても貯まっていたとのこと。
 今日(8日)の朝、テレビで、今の日本の老後の生き方に関して、考えさせられる内容の番組が放映されていた。
 パキスタンでは、義務教育なんてない。中学教育を受けている人、全体の3分の1もない。知っての通り、戦争状態。しかし、人口は、日本よりも多い。そんなパキスタンから、将来の担う感じの女性が来日していた。
 で、憧れの日本に来て、いろんな所を見学していた。・・・→で、パキスタンが日本よりも誇れるもの、3つを挙げてもらっていた。
 1、お年寄りを敬う。2、家族の絆が強い。3、社会的な団結力が強い。・・・→ムーッ、これは、大きな問題を提起してくれたかな?!
 そうなんです、海外(東南アジア)に行って私もよく言われました、・・・「日本では、お年寄りが、最後寂しく、病院で亡くなるって、ホント?」と。
 現実に、東京では、独り住まいの老人(65歳以上)の世帯が4分の1程あるとか。田舎の病院だと・・・→家族も普段からあまり見舞いに来てなくて、胃瘻と気管切開で何とか生き延びていて、亡くなる時、駆け付けるべき家族も不在ってこと、ありますが・・・?!

*東南アジアでは、最後は、病院でなく、自宅に帰り、家族に囲まれて、多くの人の涙を誘って亡くなるケースが殆どと思われますが・・・?!