練習は本番、本番は練習って感じで、太鼓の練習の時に、よく言われる。
練習の時、本番と思って、多くの人から見られていると思って、一生懸命にやる。これが基本。練習がいいかげんで、本番でちゃんと出来るなんて、精神的に間違っている。本番では、本番前のいつもの練習と思って、リラックスしてする。しかし、そこは人間、初めから出来ないのが当たり前。この経験を何度も繰り返して、本物になって行く。
若い選手だと、周りのプレッシャーに負けてしまう。マリナーズのイチローやゴルフの石川遼選手だと、その壁をある程度まで既に克服している感じだ。
ちょっとした気の緩みで、転んでしまう。その点、ロシアのプルシェンコは、大きな大会で、この8年間、転んだことがないとのこと。それだけでも、精神力がピカ一だなあ。
女子フィギャースケートのショートプログラムで、キム・ヨナ嬢が1位、麻田真央ちゃんが2位となった。真央ちゃんの時は、こちらも、コチンコチンに緊張して見ていた。両者とも、完璧な演技だったなあ。1位と2位、殆ど差が無いと思ったけどなあ。
*写真は、バンクーバー。