日本の心・さいき

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退職後の雑感(318)

  「退職後の雑感、自立」

 ドイツでは、今、全土に450以上の「森の幼稚園」があるとのことですが・・・。
 元々は、「森の幼稚園」の発想はデンマークが発祥で、それが子どもの成育にいいと言うことで、1960年からドイツで取り入れられ、今、世界的に注目を浴びています・・・(日本のNHKのドイツ語講座でも、取り上げていましたが・・・)。
 「森の幼稚園」では、自然と接することで、子どもの個性を伸ばす教育が行われています。そこでは、子どもが主体で、大人が決めたことをするのではありません。点呼も、子ども自身がします。何を遊ぶかも、子ども同士で決めます。親御さんや幼稚園の先生は、傍で見守るだけで、よほどのことがない限り、手を出しません。
http://www.eic.or.jp/library/pickup/pu030522.html
 つまり、ドイツの親御さんは、子どもに、自立を求め、自分の意見を持ち、自分の意志で自分なりに行動できることを求めているのだと思います。
 日本では、どうでしょうか・・・?東大の入学式の時に、家族の付き添いが多いのに、海外の人が驚いている様ですが・・・?!(私の娘の話では、アメリカの多くの大学では、入学式なんて全然たいしたことないのですが、卒業式は、ど派手とのことですが・・・)
 NHK総合で、「ドイツのベルリンの犬事情」のことが取り上げられていました。そこでは、1日に最低2回、計3時間の犬の散歩が義務付けられ、長時間犬だけにすることを禁じられていて、犬は社会のメンバーとの考え方で、犬の人権(犬権)が守られていますが・・・。
http://angels1947.blog104.fc2.com/blog-entry-122.html
 以上は、10年前に記載した内容の再掲で、少し修正していますが・・・今の日本の教育では、いつまで経っても、自分で考え、自分なりに行動出来る自立した社会人になるには、難しそうですね・・・?!

https://www.youtube.com/watch?v=vQv_65M_0oY(←いい人生を送るには)
https://www.youtube.com/watch?v=4LuNcakGrto(←古賀政男篠笛メドレー)
*写真は、令和2年11月18日に撮った「汲心亭」。
 
 (令和4年11月29日、記載)