日本の心・さいき

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退職後の雑感(207)

  「退職後の雑感、宗教」

 政教分離は、日本では、声高に言われて来ていますが、実際には、どうなんでしょうか・・・?!創価学会公明党の関係は、旧統一教会と政治家以上に、深いと言う人もいますが・・・?!
 オウム真理教も、宗教と政治が一緒になっていた感じでしたが・・・旧統一教会も、指導者は、政治と宗教を一緒にしようとの考え方みたいですが・・・どうなんでしょうか・・・?!
 宗教の問題って、生きる上で、どうしても、切り離せないですね。しかし、日本人の多くは、あまり負担のない感じで、その時の状況に応じて、年の初めには、神道を、クリスマス時期には、キリスト教を、亡くなった時には、仏教をと、使い分けていますが・・・こんな感じの国民も、珍しいのでは・・・?!
 日本人が、東南アジアに行くと、宗教を尋ねられますが、日本にいる感じで、「無宗教です・・・」何て言えば、宗教心のない人とは、話したくないと思われて、変な目で見られますよ。私の場合は、「仏教」と説明していましたが・・・(母は、敬虔なる天理教の信者で、その教えをしばしば、母から聞かされていましたが・・・)。
 イスラムの世界に行くと、生活する上で、宗教色がとても強いことに驚かされます。何せ、1日に5回、お祈りしていますから。タイに行った時にも、寺院が街の中心になっていて、そこには、学校も市場もありました。バリ島に行った時、敬虔なるヒンディー教徒の姿を見ました。アメリカに行った時、長女の配偶者がキリスト教徒なので、日曜日に、教会にも行きました。
 私の場合、小学校の時に、学校の近くに教会があって、よく、行っていました。中学生や高校生の時には、(高校の近くにあった)修行寺の養賢寺に、夏休み、毎朝、座禅に行っていました。大人になってから、国際交流に興味を強く持つようになって、(佐伯で研修生として働いていた)インドネシアイスラム教徒(ムスリム)の人達と、よく、交流するようになりました。
 旧統一教会に関してですが・・・大学の教養課程の時、綺麗な、物腰の柔らかい女性が、聖書を持って何度も、自分の住んでいるアパートの部屋のドアをノックして・・・こんな感じの人が変な宗教に入っている訳がないと思って・・・誘いに応じて、2泊の泊まり込みで、講義を受けた訳ですが・・・どうしても、その教義に付いていけず、離れました。中にいる人達は、次第に、外が見えなくなるんだなあと、その時、思いました。
 いつも、私が、その女性に尋ねていたこと、「講義を受けた後、どうなるのですか、?ずっとずっと、その先は?」でしたが、いつも、はっきりと答えてもらえませんでした。
決定的な別れは・・・私が、離れようとした時、指導的な立場の男性が来て、無理に私のドアを開けようとしたからです。その時、私は、この宗教団体の怖さを身を持って、悟りました。
 あれからちょうど50年も経ちました・・・。

*写真は、バリに行った時(2005/3/1~3/31)に、撮ったものです。
https://www.youtube.com/watch?v=6hECuKS38yk

 (令和4年8月2日、記載)