日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

70歳前の診療・・・

 平成3年1月16日(水)、三歳児健診に行きました。延岡市では、三歳児健診は、これで2回目でした。診察室で泣く子、何故かこの日、殆どいませんでした。自分の孫(長女の次女)は、今、2歳で、今年の夏、佐伯の我が家に来た時、凄く手を取ったので、3歳になると、こんなにお利口さんになってくれるのかなあと、台の上に乗った三歳児を診察しながら思いました。
 診察時間、予定の13:15〜15:00までが、実際は、12:55過ぎから始めて、14:40には、終わりました。寒い関係もあったのか、いつもは50人超えるのに、この日は、少なめの39名でした。
 それから、病院に帰って、(待っている人もいたので)直ぐに外来を診て、17:30前に終わり、病院外来43名と市役所39名、全部で、この日、82名診たことになりました。
 診療を終えてアパートに帰る時、かなり疲れていることに気が付きました。(←何せ、ゆっくり休んだ時がなかったみたいで・・・)
 急病センターでの診療、今年の5月に、70歳になった時点で、もう、しないことにしました。その時は、疲れてないように見えても、その後、その後遺症が少なからず見られるからです。いつもは、(21:00〜)22:00前に床に就いているのに、急病ーセンタに行った日には、眠り着くのが、0:00過ぎになることが多いからです。で、翌日、普通に仕事をする訳ですから、歳を取ってなくてもそれなりに、疲れますね。歳を取ると、回復が遅いです。
 歳を取れば、やはり、外来は、少なくとも、週2回は、完全に休むべきだと思うようになっています。当番医があると、ある時には、2週間近く、休みなくて続けて働くこともあります。
 当番医にも、定年制があるといいなあと思います。

 この日の前日、1月15日(火)の母親学級では、以下の内容で、話しました。
1、日本人は、心配性(セロトニントランスポーター↓)。
2、子育ては、いつから?
3、胎児性アルコール症候群
4、スマホ・テレビの害
5、ワクチンに付いて
6、CT検査
7、揺さぶられ症候群(乳幼児硬膜下血腫)
8、子どもが親を見る目は、冷蔵庫の氷よりも冷たい。
9、子どもの見方
10、食物アレルギー
11、非認知能力、人間力宮沢賢治の生き方(協調・共生、最小必要限度)
12、奇跡的存在・・・800万分の1×3億分の1
13、躾は大切だが、押付けは、良くない。姿勢は大切。
14、60歳で、肉体的にも精神的にも、±20歳の差が出来る。人生100年の時代
15、免疫力

 平日の朝、8:40、当院の2階のベビー室に行って、新生児の診察をしています(産まれた時と退院時の2回)。時々、診察中に、ベビー室から呼ばれます。